今週号でデンジが求めていた「普通」は、実はデンジが本当に求めていたものではないと気付きました。
それではデンジが本当に求めているものはなんなのでしょうか?
今回はその考察をまとめました。
結論「繋がり」
結論からいきましょう。
デンジが求めていたものは
「繋がり」
では、その理由を説明していきます。
「普通」は求めていたものと違った。
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
今週号を読んで、まず思ったことは
デンジが求めている「普通」とは、生活水準のことでも、指示されて生きることでもなく、
誰かと一緒にいれることだったのではないか、ということです。
コベニちゃんが話していた「嫌なこと」は、首輪をつけられて生活を営むことではなく
シンプルに「嫌な思いをすること」だと仮定します。
つまり「誰もが誰かにこき使われるのが普通」ではなく「嫌な思いをしながら生きていくことが普通」と主張したかったのではないでしょうか?
ここでデンジは気づきます。
「普通」になりたくて頑張ってきたのに何故かもっとどん底になった。
「普通」になっても幸せになれないんじゃないか⋯と。
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
マキマさんは知っていた
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
今回の「普通の暮らし」も
二巻の「追いかけてきたものを手にしても大したことなかった。追いかけていた方がマシだった(あのときは胸を揉む)」という結果になりました。
このとき、マキマさんはそれに対する明確な答えは教えてくれませんでした。
しかし、マキマさんは最初から知っていました。
デンジが何を求め、何を幸せと感じるのか。
それは「繋がり」でした。
これは第82話で、マキマさんがデンジに説明しています。
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
(引用:チェンソーマン /藤本タツキ 出版/集英社)
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
マキマさんがなぜこの行動をしたのかというと、
それはデンジが求めている幸せを理解していたから
と説明することができるのではないでしょうか?
デンジが映画館で泣いた理由
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
そして、この結論の裏付けとしてデンジが映画館で泣いたことに繋がります。
あの映画のシーンは「人との繋がり」を感じさせるものでした。
このときデンジはまだ自分が求めているものを「普通の生活」だと考えていたので自分の涙の理由には気づけませんでした。
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
ただ、デンジが心の底から求めていたものが「繋がり」だとすれば、涙したことの説明になります。
マキマさんだけが、デンジの願いを叶えられない
ここからはさらに深掘りした仮説です。
マキマさんは「支配の悪魔」であることから、マキマさん自身ではデンジが本当に求めていたものを叶えることができません。
というのもマキマさんの能力が解除される条件が「人との繋がり」だとすれば、それは弱点なので、
作中でマキマさんだけが誰とも繋がりを持てないのだと仮定できます。
そして、マキマさんが映画館で泣いた理由は支配の悪魔ゆえの孤独からだったと思います。
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
まとめ
(引用:チェンソーマン/藤元タツキ 出版/集英社)
今回はデンジが求めていたものと、デンジが映画館で涙した理由が繋がりました。
最新話の92話を読んでいたら、なぜか色んな描写が繋がりました!
読んでくださってありがとうございました!
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