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考察チェンソーマン

【チェンソーマン考察】映画館でマキマさんとデンジが泣いた理由【第一話伏線】

今回は第39話 きっと泣く でマキマさんとデンジが泣いた理由について考察していきたいと思います。

また考察をしていくと、第一話の伏線や新たな解釈も発見できましたので、合わせて楽しんでいただければと思います。

抱きしめられるということ

(引用: 藤本タツキ/チェンソーマン 出版/集英社)

抱きしめるというのは、愛情表現の一種です。

また抱きしめるという行為には相手を受け入れる・赦すという意味合いも含まれています。

また例えばembraceという英語には、「抱きしめる」「受け入れる」といった二つの意味があります。

このことから、「抱きしめること」と「受け入れること」は密接な関係にあるといえます。

二人が涙した映画のワンシーン

(引用: 藤本タツキ/チェンソーマン 出版/集英社)

今回、マキマさんとデンジが涙したシーンは映画の登場人物の抱擁のシーンでした。

映画内でのセリフがなかったため詳しい状況は分かりませんが、映画を追体験した二人は何を感じて涙をこぼしたのでしょうか?

マキマさんとデンジで分けて考察していきたいと思います。

自分自身を受け入れてほしい

デンジはマキマさんと出会うまで人間扱いされていませんでした。

昼夜問わずヤクザに犬のように使われる日々でした。

そんなデンジの夢の最後は「抱かれながら眠るんだ⋯⋯」です。

(引用: 藤本タツキ/チェンソーマン 出版/集英社)

ここのセリフを言い換えるならば

自分自身を受け入れてもらい、平穏に安らぐことを意味するのではないでしょうか?

ポチタの契約の本当の意味

また、その様に解釈した場合のポチタとの契約ですが

(引用: 藤本タツキ/チェンソーマン 出版/集英社)

ここの言葉の意味は、デンジがポチタに願った「普通の暮らしをして、普通の死に方をしてほしい」と同じものではないでしょうか?

つまり、ポチタもデンジに同じ願いをもっていたというわけです。

デンジが自分自身を受け入れてもらい、平穏に暮らして、普通の死に方をすることをポチタは望んでいるのかもしれません。

支配者という孤独

(引用: 藤本タツキ/チェンソーマン 出版/集英社)

マキマさんの正体は人間ではなく、支配の悪魔でした。

支配者というのは孤独であり、少なくとも皆に受け入れてもらっている存在として使う言葉ではありません。

そのように考察すると、デンジと同じようにまたマキマさんも孤独なのではないでしょうか?

少なくとも世界中から命を狙われている時点で、自身を受け入れてもらえることはなさそうですし、平穏に暮らすこともできません。

マキマさんもまた、誰かに抱きしめてもらって自分を受け入れてほしいのかもしれません。

(引用: 藤本タツキ/チェンソーマン 出版/集英社)

「デンジ君みたいな人」

(引用: 藤本タツキ/チェンソーマン 出版/集英社)

第二話のラストで、デンジがマキマさんに好みのタイプを聞いたときの返事が「デンジ君みたいな人」でした。

ここまでの推測を踏まえると、あながちこれは嘘ではなく本心なのかもしれません。

(引用: 藤本タツキ/チェンソーマン 出版/集英社)

というのも、第一話でデンジはマキマさんに「抱かせて⋯⋯」と言います。

ここを抱擁という意味で「抱かせて」=「抱擁したい」と置き換えるならば、マキマさんからしたらデンジは自分のことを受け入れてくれる存在だといえます。

(引用: 藤本タツキ/チェンソーマン 出版/集英社)

またその言葉のあとマキマさんは思わずデンジを抱き寄せるのですが、ここのマキマさん幸せそうに笑ってるんですよね。

ここで抱き寄せたのは、「抱きしめさせてほしい」=「受け入れたい」と言われた喜びによるものだったのかもしれません。

チェンソーマンという作品の中での抱擁の意味

(引用: 藤本タツキ/チェンソーマン 出版/集英社)

またチェンソーマンという作品では抱きしめるシーンが多く見られる傾向があります。

(引用: 藤本タツキ/チェンソーマン 出版/集英社)

また今まで各章のボスの倒し方をざっくりですが振り返ってみました。

各章ボスの倒し方一覧

・ゾンビの悪魔

・蝙蝠の悪魔

・永遠の悪魔

・サムライソード

レゼ ← 抱きしめる

・サンタクロース

アキ ← 抱きしめる

となっております。

先述したとおり、抱きしめるという行為には「相手の罪を赦す」という意味もあります。

デンジがレゼやアキを抱きしめた理由は、本来なんの罪もない人間だった二人が悪魔や魔人にされた際に多くの人を殺してしまったことを赦すためと捉えることもできるでしょう。

(引用: 藤本タツキ/チェンソーマン 出版/集英社)

またクァンシ様が人形化してしまったピンツイちゃんを抱きしめたのは、変わってしまったとしても元に戻らなくなってしまったとしても、それでもその存在自体を受け入れたかったからなのかもしれません。

まとめ

(引用: 藤本タツキ/チェンソーマン 出版/集英社)

チェンソーマンという作品において、抱きしめる=受け入れるというのは、重要なテーマの一つなのかもしれません。

映画で涙した理由はまだ作中では出てきていませんが、これからも相手を抱きしめるシーンは出てくると予想できますので、これからどういった展開になっていくのか楽しみです。

読んでくださってありがとうございました。

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