ついに根源的恐怖の悪魔である「落下の悪魔」と対峙することになったチェンソーマン。
以前に戦った根源的恐怖の悪魔である「闇の悪魔」にはほぼ為す術もなく倒されてしまいましたが、今回のバトルのゆくえはいかに。
それではさっそく126話の感想にいきましょう!
地獄の皆様に料理を
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
落下の悪魔の目的は以下になります。
- 地獄の皆様に料理を出す
- 三鷹アサを食べさせる
ここの部分、三鷹アサを食べさせるとどういったメリットがあるのでしょうか?
第一部でいうところの悪魔たちがチェンソーマンの心臓を狙っていたように、なにか悪魔たちにとって食べることで何かを得ようとしているのでしょうか?
また三鷹アサはなぜか学校に住んでいるといわれている「正義の悪魔」にも目をつけられています。これはヨルと出会う前からなので、ヨルが狙われているというよりも「アサ本人」がなんらかの理由で狙われている可能性が高いです。
元彼女候補
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
今まででありそうでなかった台詞「元彼女候補」
これアサがデンジに気があるから違和感ないけど、デンジに気のない女の子が「元彼女候補」って呼ばれたらびっくりするよね笑
こういう認識がデンジっぽくてかわいいですね。
またアサは「一人でいるのも誰かといるのも恐い」と言っていたので、デンジがこういう認識でアサと繋がっていると考えてくれているところが素敵ですね。
根源的恐怖の悪魔から守ってくれるって、それこそ恋に落ちちゃいますね(←上手いこと言ったつもりでいる)
デンジのトラウマは?
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
落下の悪魔は相手をネガティブな過去でフラッシュバックさせる力をもっています。
そして重力の反転で地獄への扉に運んでいます。
落下の悪魔によりネガティブな過去をフラッシュバックさせられたデンジが、思い出したのは早川アキとパワーの亡くなる直前の姿でした。
ここでトラウマを作った張本人である「マキマさんがでない」という表現がすごいです。
トラウマとしてマキマさんを出さないことにより「デンジがマキマさんをトラウマの対象としていない」ということに繋がります。
デンジは第11巻でマキマさんとの今までのことを思い出しますがその結論が「やっぱりマキマさんのことが好き」だったので、デンジにとってマキマさんはトラウマの対象ではないんですよね。
精神攻撃の対処
デンジが今までの経験で培った精神攻撃系の対処法。
それは脳を斬りながら闘うでした。
この対策、これからの漫画界における精神攻撃に対する対処法の一つになりそう(ならない)
これでデンジはうまく回避しましたが、読者にダメージいってる図が面白かったです。
またデンジは脳を斬りながら闘っているという点ですが、ジャンプラのチェンソーマンのバナーは、アサの脳が斬られてるようにも捉えることができますね。
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
このバナーよく見たら違和感だらけでして、おそらく終盤に回収されると考えています。
第一部の第1話が掲載されているジャンプの表紙のデンジも、第一部終盤で回収された伏線なのでこのバナーも同様になんらかの仕込みがされていると考えることができます。
フレンチドック
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
フレンチドックとは、簡単にいうと北海道で食べられるホットドッグみたいなものです。
デンジは早川アキとパワーと三人で北海道旅行に行ったことがあるので、そこで知った可能性が高いです。
アキくんとパワーちゃんのトラウマを思い出してしまった際に、記憶が混在してしまったのでしょうか?
それにしてもこの藤本タツキ先生の「直接描写はしていないのに読者に共通の記憶をうけつける」ってスキル、もはやこれジャンプの能力者レベルの離れ技ですよ。
チェンソーマンは「点と点」を繋げるのではなく「点と空白と点」を繋げるシーンの描き方をしているので、読者が補完するようにできているのが読んでいて面白いと感じるポイントでもあります。
血をあげたのは?
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
チェンソーマン二部で制服のズボンを履いて白い靴の人物は東山コベニの弟なんですけど、なぜ弟がチェンソーマンを復活させたのか理由は分かりません。
そもそもコベニは第一部の時点から明らかになっていない描写が多く、それは二部で回収される可能性が高いです。
公安なのに契約している悪魔もまだはっきりと分かっていません。同じく同期の荒井さんは狐と契約していたのでコベニちゃんもなんらかの悪魔と契約済みである可能性の方が高いと考えるのが自然だと思います。
まとめ
今回はデンジの心の中を描写されたので、情緒がかなり乱された回になりました。
自分の中で昇華がなかなかできず、この記事を書くのもかなり遅れてしまいました。
特にデンジが「パワー・アキ・マキマさん」のことをそれぞれどのように捉えていたのかが分かって胸にくるものがありました。
また脳を斬って戦うという発想がすごすぎて、言葉がでませんでした。よく考えたら脳斬りながら動けるんか?とか心配になりますが、チェンソーマンは動けるんです。なぜならチェンソーマンだから。
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
マキマさんもこういってるし、なんでもできます(断言)
読んでくださってありがとうございました!
このブログではたびたび推していますが、チェンソーマンカラー版の塗りのクオリティは神がかってます。
「一冊試しに読んでみたいな〜」という方はU-NEXT で登録時にプレゼントされる600円分のポイントで1冊分購入することができるのでオススメのサービスです↓
\600円分コミック無料/
スポンサーリンク