コベニカーの光の力によりバラバラに砕け散った師匠とデンジが対面しているところから、第70話がスタートします。
今週はTwitterでトレンド入りしていました。
チェンソーマン 70話 感想
①VS師匠決着
攻撃を喰らっても闇の力で回復することができた師匠。しかし、コベニカーの爆発により文字通り木っ端微塵となります。しかし、まだ喋ることはできるみたいです。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
師匠と決着
師匠は闇の力で回復していただけなので、血を飲めば切断面が回復したりはしないでしょう。闇の力での回復が望めない今、なんとか生命活動を維持出来ているだけのように見えます。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
サンタの能力開示
人形の悪魔の能力により、師匠の人形達は世界中にいるみたいです。触れて人形にすれば誰でもサンタクロースと呼ばれる殺し屋になり、さらに闇の力で進化を続けられるみたいです。
これは師匠が死んでしまっても人形と闇の効力は残るという解釈でいいのでしょうか。さすがに師匠もこの状態から生存できるとは思っていないと考えられます。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
血塗れのデンジ
人形の血を頭に降り注いで自身の火を消したデンジ。デンジの柔らかい金髪と赤い血のコントラストが美しいです。目元が血のおかげで真っ黒になり、異様な雰囲気が出ています。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
ここのデンジが人形から血を浴びるシーンは新世紀エヴァンゲリオンのオマージュではないか? という声がファンの中でありました。たしかにそれっぽいですね!
「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に」のアスカが量産型を倒すシーンです。
デンジの心情
デンジは自身の命が狙われていることも、そのせいで周りの人間に被害が及んでいることも理解しています。
デンジは心優しい少年で、目の前に死にそうな人や生き物がいたら自身の身を差し出してまで助けようとする節があります。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
今回、師匠から身の回りの人間が人形になって襲ってくると脅されて、そのときに思ったことは自身の身の安全よりも周りの人間への心配ではないでしょうか。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
なので自分自身はどうなっても構わない、という思考からこのような返答になったのではないかと考えています。
②ハロウィンちゃんの能力
一人東京旅行をしていた!
刺客編の間、ほとんど姿を現さなかったハロウィンちゃんこと、「コスモ」。ファンの皆さんからも「ハロウィンちゃんどこいった?」とずっと言われていましたが、東京観光していたのですね。緊張感のある展開の中でほっこりしました。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
本気の「ハロウィン」と
その能力について
普段からクールなクァンシ様から「本気のハロウィン」という単語が出るのがシュールです。クァンシ様の茶目っ気が可愛い。
本気のハロウィンを発動するには、かめはめ波並みの溜めがいることが分かります。そして図書館の世界へ!
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
ハロハロ図書館の演出
ハロハロ図書館(筆者が勝手に名付けました)の演出素晴らしいですね。めちゃくちゃ語りたいのですが、語っていたらそれだけで記事一つ分くらいになってしまうので、ここではサラッと記述します。
また今回はながやまこはるちゃんのツイートから
五十嵐大介先生の「魔女」を参考にされているそうです。
せっかくなので筆者も電子書籍版を買いましたが、とても素晴らしい作品でした。
どのシーンを参考にしているかは読まれたらすぐに分かると思います。
電子書籍で読む場合は、個人的にはパソコンやタブレットなどの画面が大きいもので見開きの状態で読まれることをお勧めします。
また補足ですが、サムライソード編のマキマさんの遠距離圧殺回は伊藤潤二先生の潰談を読みながら描きましたと以前発言されていました。
世界ハロウィン化の理由
図書館で師匠が「世界中にいる人形と繋がっているから無駄です」と余裕を出していましたが、図書館の内容が膨大すぎて(というか森羅万象)なので、世界中の人形の脳に分散してもまだ脳がオーバーフローしてしまうという事態に。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
結果として、世界中の人形も一網打尽となり、デンジくんの平穏(?)な生活はまた戻ってくることとなりました。これは延期の江ノ島旅行にいけるということになるのでしょうか?
師匠の最期
ハロハロ図書館で森羅万象を撃ち込まれてハロウィンのことしか考えられなくなって燃えていきました。ダメージを負っていたとしても人形×闇でパワーアップしていた師匠を一撃で倒すハロウィンの威力とんでもないですね。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
ハロウィン、マキマさんに撃てばもしかして勝確になったりするのでしょうか?
③マキマさん
岸辺先生と吉田ヒロフミに目隠しをさせ、粉塵の中から登場します。
今回のマキマさんについては語ることが多すぎたので、
先にこちらの記事にまとめました↓
なのでこの記事ではシンプルに感想を。詳しい考察は上記の記事に記載していますので、よろしければお願いします。
目隠し
目隠しの演出は二回目となります。クァンシ様の名前を知っていたのに圧殺しなかったのは、しなかったのではなく出来なかったからでしょうか。
しかし、トップシークレットの契約悪魔の力を使用しているのは目隠しをしていることから分かります。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
そしてこの目隠しの演出が素晴らしいです。それについては後述します。
降参しても
クァンシ様はマキマさんが登場した瞬間、負けを悟り降伏します。しかし、マキマさんは現れたときには既に刃を振っていました。剣先が微妙にブレています。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
「死体が喋っている」
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
これはピンツイちゃんのセリフです。
マキマさんは下等生物を通して全ての戦況を把握していたのですね。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
情報戦においてマキマさんは最強ですね。恐ろしい。
④岸辺先生
読み返して驚いたのですが、今回、岸辺先生のセリフは最後の一言だけなんですよね。全て表情で語ってします。しかも、目隠しをしている状態です。
ちなみに日本人は目で表情を読み取ることが多い文化(日本人はマスクよりサングラスをしている人の方が表情が読めないです。欧米などになると逆になります)にもかかわらず、僅かな表情の変化でここまで読者に語るなんてことが可能なのか、と驚愕しています。
クァンシ様の描写の度に岸辺先生が描写されていて、心理描写を表現しています。
またクァンシ様の血が顔について、そのあと口元をギュッとつむぐんですよね。
哀しみをグッと堪えているように見えます。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
⑤チェ情報
次週は人気投票結果発表&Cカラー
(引用: 週刊少年ジャンプ 出版/集英社)
七巻は特典あり!
予約の際は、特典の有無の確認した方が確実にゲットできるのでお勧めです。
今週の
藤本タツキ先生紹介図書
藤本タツキ先生は様々な素晴らしい作品を紹介されていますが、今週は特に多かったのでまとめました。
魔女/五十嵐 大介
魔女 (IKKI COMIX)不滅のあなたへ/大今 良時
不滅のあなたへ(1) (週刊少年マガジンコミックス)はしっこアンサンブル/木尾 士目
はしっこアンサンブル(1) (アフタヌーンコミックス)武士スタント逢坂くん!/ヨコヤマノブオ
今週ではないのですが、以前話題に出されていたスピリッツのサムライの漫画アシスタントの漫画です。
武士スタント逢坂くん! (1) (ビッグコミックス)⑥まとめ
第70話まとめですが、情報量多すぎて森羅万象ハロウィンアタックをくらっている状態です。ハロウィン。ハロウィン。
読んでくださってありがとうございました!
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新しく考察しました!マキマさんは映画の悪魔と契約しているかも?!という話です↓
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