真の姿のチェンソーマンが登場と同時に地獄の悪魔を瞬殺した続きから第84話が始まります。
今回は、突如現れたチェンソーマンについてマキマさんの語りベースで物語が進んでいきます。
またマキマさんが自身の計画内容を具体的に明かしたことにより、物語の進む方向性が定まった回でもあります。
それでは感想にいきましょう!
マキマさん回復の秘密
(引用; チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
マキマさんの回復の秘密は、支配の能力ではなく内閣総理大臣との契約により「マキマさんへの攻撃は適当な日本国民の病気や事故に変換される」というものでした。
マキマさんがそのあとで「そんな悪い悪魔(マキマさん)と日本の総理大臣が契約すると思いますか?」と言っていますが、
そのあとで「私は自分より程度が低いと思う者を支配できる力があります」と発言しているので、
まぁ⋯⋯十中八九、今回も強制的に契約させたのだろうなぁと思いました。
地獄のヒーロー チェンソーマン
(引用; チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
チェンソーマンの正体は「地獄のヒーロー」ということ。
助けを叫ぶとやってきて、悪魔を殺すようです。
確かに名前を呼ぶと現れてくれるところはまさにヒーローですね。
しかし、呼んだ代償として「助けを求めた悪魔もバラバラに殺される」そうです。
結局死ぬのか⋯⋯
あと、逃げ惑っている悪魔たちかわいいですね。
この世から存在が消えてしまう
(引用; チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
「チェンソーマンが食べた悪魔は、その名前の存在がこの世から消えてしまう」という重大な事実が判明しました。
マキマさんが羅列した中に僕らに馴染みのものがあれば、そうでない「祖唖」「アーノロン症候群」「比尾山大噴火」などもありました。
これらはチェンソーマンが食べてしまったものでしょう。
核兵器などに並ぶということは、よっぽど恐れられていたものと考えて問題なさそうです。
また、ここでチェンソーマンが食べて消滅してしまったことと、チェンソーマンの作中で「ソ連」がまだ存在していることが繋がりそうですね。
この辺りはまたきっちり詳しく調べて、記事にしてまとめたいなぁと思います(なにぶん歴史の知識が皆無なのでまとめるのに時間を要します⋯)
(引用; チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
あと、ここのマキマさんのドヤッ!が最高に良いです。
マキマさんの計画
(引用; チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
マキマさんはそのチェンソーマンの能力を使って、より良い世界を作るのが目的だそうです。
その例にあげたのが「死」「戦争」「飢餓」だったのですが、これはヨハネの黙示録の四騎士の役目と一致しており、さらに残る一つは「支配」なのだそうです。
マキマさんは「支配」することはなくならなくて良いと考えているのでしょうか。(ヨハネの黙示録の四騎士と関係していることはTwitterで知りました。気づいた人すごいですね)
また、マキマさんが岸辺先生に羅列した無くなったものリストですが、この辺りが消滅したのもマキマさんと関係があるのか気になります。
チェンソーマンは助けを呼ぶと、その渦中の悪魔を皆殺しにしますが、例えばマキマさんが「核兵器の悪魔」と闘っているとき、「助けてチェンソーマン」と呼べば両者とも殺されます。
その際に、核兵器の悪魔をチェンソーマンに食べさせれば、支配せずとも目標を達成できそうな気もします。
(まぁ、そんな簡単にうまくいかないか⋯)
次回⋯マキマさんVSチェンソーマン ?
(引用; チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
マキマさんは助けを呼んでしまったので、次回はマキマさんVSチェンソーマンの闘いになる可能性が非常に高いです。
今回の話で、「チェンソーマンとはどういう人物で、どのような力をもっているのか」「マキマさんの具体的な目的はチェンソーマンを倒して支配下におき利用すること」と舞台が整いました。
なのであとの構成は、純粋にどのように転がっていくのかを見届ける段階に入るのかなと現段階では思っています。
闘いの結末次第では、物語の方向性が大きく変わっていくので、次の展開が非常に楽しみでありドキドキしています。
普通はマキマさんが語るような世界は阻止してハッピーエンド!みたいな感じになると思うのですが、藤本タツキ先生はマキマさんが勝利した場合の世界も描けてしまうと思うので、そういったメタ的な意味でもどちらに転ぶか全く先が読めない展開ですよね。
そして次回は表紙&巻頭カラーとなっております!
土曜日発売となっていますので要注意です!
読んでくださってありがとうございました!
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