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考察チェンソーマン

【チェンソーマン考察】銃の悪魔と岸辺先生は繋がっているのか?【仮説検証】

銃の悪魔と岸部先生は繋がっているのではないだろうか? 

という疑問がふと脳裏を過ぎりました。と、いうのもチェンソーマンという作品、それぞれの派閥の目的は公言されているのですが、なんのためにということには一言も言及されていません。唯一言及したシーン、岸辺先生とマキマさんのお茶会ですら「嘘つき」と一蹴されています

(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)

また一番ひっかかっているのは、岸辺先生は「銃の悪魔を倒したい」なんて一言も言っていないことです!

(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)

というわけで今回は

銃の悪魔と岸辺先生は繋がっているのか?の検証をしていきます!!!

【仮説① 】岸辺先生は戦力を集めるために公安に所属している

サムライソード編の岸辺先生は、あくまで「チェンソーの心臓が銃の悪魔に狙われている。だからマキマは困っていて俺にお前たちを鍛えるように頼んできた(要約)」と言っているだけで、銃の悪魔を潰すとは言ってません。それどころか、自身の思惑は「最強のデビルハンターを倒せる最強の悪魔にする」ようにもとれる発言をしています。

(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)

つまり、岸辺先生は現状所属組織としてはマキマさんの指揮下に身を置いていますが、それはその方が都合が良いからです。自分の立場を目的のために利用しているようにもとれます。

そもそも純粋に目的が「銃の悪魔を倒す」ならば、マキマさんを殺す必要はどこにもないわけです。むしろ最強の一角なので、心強い味方であるはずですが、実際はそうではありません。

マキマさんを殺すことが真の目的であるならば、一番達成しやすい合理的方法は最強の悪魔と組むことだと思うのです。また「友は近くに置け、敵はもっと近くに置け」という言葉もあるように、マキマさんの側近をしていることが一番理に適った動きをしているような気がします。

また、姫野先輩はマキマさんのことを「あんな糞女」と呼び、岸辺先生のことを「師匠」と呼んでいることから、岸辺先生から何か聞いていたのかもしれません。アキ君に言ってないのは、真実を知ったアキ君が殺されてしまうからでしょうか

(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)

デンジとパワ子を鍛えているときに心臓奪ってしまえばいいのでは? と疑問に思いましたが、レゼが言っているようにマキマさんからは逃れることができません。超遠隔攻撃と謎の盗聴能力があるので、もし自分が文字通り潰されても目的を達成するためには戦力を高め、可能な限り同士を集めておく必要があります。

(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)

つまり、あのときはまだタイミングではなかったということです。刺客編でクァンシを引き抜こうとしたように、同じ「マキマを殺す」という目的を持った世界各国の戦力が集結するタイミングがベストだと考えていた可能性があります。

(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)

またデンジとパワーにした三つの質問は、真実を伝えたときにどちら側につくかのテストだったのかもしれません。

(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)

【結論】岸辺先生の真の目的は、マキマさんを殺すこと。そのために組織の立場を利用して戦力を強化している

【仮説② 】銃の悪魔は人間の味方

銃の悪魔とボムの悪魔が仲間なのは確定しています。それはレゼ編のビーム君の台詞で証明されています。

(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)

ひっかかるのはその先の言葉「話したら殺される」ということです。話せばマキマさんに不都合があるからでしょう。マキマさんが銃の悪魔とボムの悪魔の関係性を知っていることが知られれば何故不利益を被るのかは今は不明です。

(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)

銃の悪魔とボムの悪魔は仲間ですが、この二つの悪魔には共通点があります。それは「兵器」というのとです。「兵器」は元々自然界にあったものではなく、完全に科学の力であり人工物です。そして包丁が人を刺せてしまうように、本来の目的とは違う使い方で発展したものです。構図を極端にシンプルにして考えると、銃もボムも人間が作り出した人工物ですので「人間の味方」と考えてみても、完全な否定はできません。

また銃の悪魔により大量の人間が殺されていますが、本当は銃の悪魔とマキマさんの戦いの被害とも考えられます。すべての罪を銃の悪魔に被せ、さらに弱体化させるべく世論を操作している可能性もあります。

デンジvsレゼのときですら大量に被害者が出たのですから最強vs最強の戦いはその比ではないと想定できます。

【結論②】銃の派閥は人工物だから、人間の仲間の可能性もあるのではないか

【仮説③ 】闇の悪魔とマキマさんは主従関係にある

第65話で闇の悪魔の攻撃がマキマさんの攻撃と似ていることが判明しました。つまり、闇の悪魔とマキマさんはなんらかの繋がりがあるのではないでしょうか? そして次の仮説を閃きました。

【仮説④ 】闇の悪魔のメッセージはSOS

第64話で闇の悪魔がメッセージを残しました。「MAKIMA」です。この真意は未だに作中では不明ですが、今回の検証に沿った考察をしてみたいと思います。

(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)

今回の検証のとおり考えてみると、「闇の悪魔はマキマさん主従関係にある」のではないでしょうか?つまり闇の悪魔はマキマに命を握られていて、殺されない代わりに能力の使用権を強制的に奪われている。なのでその恨みから名前を出したのではないでしょうか?

闇の悪魔でも敵わないとなると冒頭で記載した岸辺先生のセリフ通り最強の悪魔にならないとマキマさんを殺せないということになります。

【結論③④】闇の悪魔よりマキマさんの方が上

【仮説⑤】公安がきな臭い理由は、マキマさんが公安メンバーを魔人に改造していっているから

第65話の殉職した荒井くんが暴力さんの正体説が浮上しましたが、作中ではまだそのことについては言及されていません。また辞職した円くんが「公安がきな臭くなってきました」「辞めるか殺されるかの二択」と言っていました。ここでいう殺されるというのは、魔人として利用されるという意味ではないでしょうか?

(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)

そもそも魔人や悪魔がそんなに都合よく集まるわけもなく、一番効率の良い方法は「魔人にする際に記憶を弄り、自身を恩人にして主従関係を構築すること」ではないでしょうか?

また悪魔・魔人は死ぬと輪廻転生し地獄で復活、そして再度地獄で死ねば今度は現世に輪廻転生します。そこで公安の人間を利用して悪魔に乗っ取らせば、戦力にもなりますし敵に回ることもありません。つまりキープです。

亡骸でも魔人は乗っ取れるというのは荒井くんの例からみてもほぼ確定ですので岸辺先生がお茶会で話していた「お前わかっていて見逃したな?」は、マキマさんの目的から察するに「公安(人間)の亡骸(器)を大量に増産すること」だったのではないでしょうか?

(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)

【結論⑤】マキマさんは魔人増員のために、公安の人員の亡骸を増産している

暴力さん=荒井さんの考察はこちら

【仮説⑥】十字架の墓場は公安職員のみ

キリスト教は土葬なので、もしかするとあの墓場は、再利用するためのストックになる可能性もあります。

京都で神社が登場していることから、仏教の火葬も存在しているとは思うんですよね。

もしかすると、公安で殉職した人だけが十字架で土葬されているかもしれません。

(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)

そもそも荒井くんが殺されたのはマキマさんが京都に出張されているときなので、直接遺体を回収した可能性は低いです。仲介として遺体を運ぶ人物がいるか、システムがあるかの二択です。

【結論⑥】とりあえず公安職員は土葬

【まとめ】

今回は「銃の悪魔と岸辺先生は繋がっているのか?」をベースに、その根拠を記述していきました。

銃の悪魔と直接的な繋がりがあるかは未だ不明ですが、「銃の悪魔の派閥」と「岸辺先生」の目的は「マキマを殺す」なので、銃の悪魔を討伐する際に岸辺先生がなんらかのアクションを起こす可能性が高い。という結論になりました。

また岸辺先生は「銃の悪魔討伐」に拘っていないようなので、やはりどこかでマキマさんに牙を剥くことになると思います。

今後の展開は「終焉」が何を意味するのかがキーになってくると思います。

(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)

デンジとマジバトルが起こりそうで怖い⋯⋯。

ありがとうございました!

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