最初のデビルハンターと呼ばれているクァンシ様が「悪魔の心臓持ち」ということが判明し、より一層謎が深まっていくチェンソーマン。岸辺先生の元バディであるクァンシ様が老いていない容姿から、今回は「悪魔の心臓持ち」は不老不死なのでは? という考察を検証していきたいと思います。
【注意】今回は登場人物の世界観や設定に関わるデリケートな考察なので、あくまで一個人の考察で公式設定ではないということをご理解していただける方のみ、お進みくださいますよう宜しくお願い致します。
悪魔の心臓持ちは不老不死?
まず注目したいところは、クァンシ様(心臓持ち)と岸辺先生が元バディであるということ。バディという言い方から、元公安職員の可能性もありますが、公安という組織がまだ結成されていない時代にデビルハンターとして組んでいた可能性も捨てきれません。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
ここでのピックアップ要素は「元バディであるが故、岸辺先生は悪魔の心臓持ちの特性を把握している」ということです。長生き出来ないデビルハンターは、戦闘で負傷することも多いはず。クァンシ様が長い歴史の中で一回も死なずに乗り越えてきたとはいいづらいのではないでしょうか。ということは岸辺先生はクァンシ様が悪魔の心臓を持っていることを把握し、さらに変身すると傷が治るということを認知しているといえます。
上記を踏まえた上で繋がってくるのが、デンジとの訓練時のセリフです。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
流石に悪魔の心臓持ちは死んでも復活することができるという確信がない状態で、初対面のデンジを殺せないと思います。
上記のセリフから考えるに、悪魔の心臓持ちは殺すことができない=死ぬことはない(不死)とも読み取れます。
またクァンシ様の元バディである岸辺先生の年齢は50を過ぎています。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
そしてクァンシ様のセリフから、岸辺先生は若かりし頃からデビルハンターをしていることが分かります。
ザッと見積もって、岸辺先生の活動期間が20〜30年として、若かりし狂犬時代の岸辺先生を知っていることからクァンシ様の実年齢もそれなりになっていると予想できますが、クァンシ様の外見は若いです。
このことから、悪魔の心臓持ちは老いない(不老)なのではないかと予想することができます。
上記から考察
・岸辺先生はデンジ(悪魔の心臓持ち)が不死身だと知っていた。
・岸辺先生の年齢と比べてクァンシ様が若すぎる。
上記の二点から考察すると、悪魔の心臓持ちは不老不死の可能性が高いです。
キャラ別の考察
次に、上記の考察を深めるために悪魔の心臓持ちキャラ別に解説していきます。
・デンジ(チェンソー)
・孫(サムライソード)
・レゼ(ボム)
・クァンシ(弩?)
最新話(記事作成現在67話)の時点で悪魔の心臓持ちが判明している人物は上記の4人です。順番に解説していきます。
デンジ(チェンソー)
この作品の主人公。
チェンソーの悪魔の特徴として、胸のスターター(ポチタの尻尾)を引くことが変身のトリガーとなっています。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
悪魔になったのが第一話なので、不老の検証はできませんが、先ほど上記した通り、不死です。何度殺されても血を飲めば回復します。
また、死んでも復活できる力は他の悪魔よりも強いものとなっています。
(レゼに北京ダックみたいにされても血を飲んで復活していました)
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
こんな状態になっても、血を飲めば完全復活します↓
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
また悪魔の心臓持ちになる前に欠損した箇所も復活します。
第一話冒頭部分で欠損している部位も、悪魔の心臓を得ることで復活していました。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
孫(サムライソード)
ヤクザの孫である。
名前はまだない。
筆者の見落としかもしれないと思い念のためコミックスでも確認しましたが、名前はまだありませんでした。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
ここでも「殺しても死なない⋯?」と書かれています(不死)
サムライソードは手首を引くことが変身のトリガーとなっています。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
(これもしかして腕ごと切り落とされたら二度と変身できないのでしょうか⋯)
孫も比較的最近心臓持ちになったことから不死ではありますが、不老かどうかは分かりません。
レゼ(ボム)
ソ連からの刺客。レゼです。
首のチョーカーについているピンを引くことがボムの姿になるトリガーとなっています。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
このチョーカーのピンは、手榴弾のピンがモチーフなのでは?といわれています。
レゼも海の底に沈めても死ななかったことから不死といえます。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
またレゼ編最終話でマキマさんに倒されていますが、おそらく復活することはできると予想しています。
レゼの実年齢は実は違うのは?
【注意】あくまで一個人の考察で、公式設定ではありません。ご理解いただける方のみ続きをお願いいたします。
少し気になっていたことですが、
なぜ岸辺先生はアキくんにソ連の昔話をしたのか、という点です。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
これはアキくんがソ連の秘密の部屋の話を知らない世代だからなのでは? と推測できます。語り方からも、直近の話題ではなく少し過去の話題を語っているように感じます。
また野茂さんが意味深なセリフを発していたことにも注目です。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
連載当時は「秘密の部屋がスクープされてそのときに掲載された子供の一人だろう」と読み取っていましたが、クァンシ様がでてきたことと、岸辺先生がアキくんに話をしていることから、「メディアに掲載されたときの姿のまま」だったから野茂さんが驚いていたのかもしれません。
もし掲載されたときから時が過ぎ成長しているとして、子供時代の会ったこともない外国人の女の子の写真を見ただけで、その子が成長した姿で目の前に立っていると考えるでしょうか。
当時の写真そのままの姿の女の子が目の前に立っているから脳裏をよぎった、と考える方が自然なのではないでしょうか?
銃の悪魔襲撃時アキくんが子供だったことと、一巻でソ連の悪魔の軍事利用の噂がたってきたのが最近のような描写があるので、
レゼが心臓を移植されてそんなに年月は経っていないのではないか、というのが筆者の予想です。
つまりデンジくんにとって、少しだけ年上のお姉さんなのかもしれませんね。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
こうして考えてみると、上記のセリフも少し年上のお姉さんの言葉のようにも聞こえるかも。
【注意】あくまでこれは一個人の考察で公式設定ではないので注意してください。
また、もちろんこれはあくまで「こういう可能性もあります」という考察なので、アキくんは知っているだろうが岸辺先生が改めて秘密の部屋の話をしただけの場合もありますし、野茂さんは掲載された当時の子供の面影をレゼから感じ取って発言した場合もあります。あくまで考察として楽しんでいただければ幸いです。
クァンシ(弩?)
中国からの刺客。クァンシ様です。
クァンシ様のトリガーは右目の矢を取り出すことです。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
またクァンシ様の悪魔はまだ作中で言及されていませんが、おそらく弩(いしゆみ)だと考えています。それについて詳しく考察した記事がこちらになります↓
また前述したとおりクァンシ様は最初のデビルハンターであり、岸辺先生の元バディであることから、容姿と実年齢に差があるのではないかと思います。(不老不死)
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
上記の点を考えると、ここのセリフの内容は自身がボケないために日々行っている習慣なのかもしれませんね。
また第一巻のマキマさんのセリフはクァンシ様のことを指していたのかもしれないとファンの間で言われています。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
サンタクロースも知っていたことから、クァンシ様が悪魔の心臓持ちというのは知っている人は知っている情報なのかもしれません。
銃の悪魔は心臓持ち?
これまで四人の悪魔の心臓持ちの人物を紹介しました。
四人の共通点は二つ。一つは武器であること(チェンソーは工具ですが、昔は農具も一応武器としても使用されていたので)二つめは悪魔に変身するための動作が全て「引く」であること(クァンシ様も矢なので)
上記の二点から考えると
銃も「トリガー(引き金)を引く」ことで使用する武器なので、登場するときは悪魔の心臓持ちの可能性が高いとファンの間で噂されています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
クァンシ様は実年齢なんとなく違うのかな、と思いましたが(岸辺先生のバディとしては若すぎる容姿)そうなってくると他の人物も実年齢との差が出てくる可能性もあります。
また、そうなってくると銃の悪魔の正体の予想範囲が全ての登場人物に当てはまるので、もしかすると既に銃の悪魔の心臓持ちの人物が登場している可能性もありますね。
いずれにしても、悪魔に変身する動作が「引くこと」なので、それっぽいデザインの人物が登場したとき、予想するのも楽しいかもしれません。
また銃の悪魔が「悪魔の心臓持ちの人間」だった場合、どうやって倒すのかも気になるポイントです。
読んでくださってありがとうございました。
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