チェンソーマン第126話「ぐちゃぐちゃファイト」でデンジが発言した「フレンチドック」
なぜデンジはここでいきなり「フレンチドック」という単語を発したのでしょうか?
この記事では
- デンジがフレンチドックと言った理由
- そもそもフレンチドックってなに?
などといった考察を解説します。
デンジはなぜフレンチドックを連呼したのか
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
まず最初に「なぜデンジはフレンチドックを連呼したのか?」について考察します。
落下の悪魔の精神攻撃が影響した?
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
デンジが「フレンチドック」と発言する前に落下の悪魔の精神攻撃を受けています。
このときにトラウマとして思い出したのはパワーと早川アキが亡くなる直前の記憶でした。
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
このことがきっかけでデンジの脳に「フレンチドック」という単語が浮かんだと考えることができます。
では、なぜパワーと早川アキを思い出したらフレンチドックという単語が浮かんだのか解説します。
第一部でパワー、早川アキと一緒に北海道旅行していた
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
第一部でデンジは早川アキの墓参りのために三人で北海道旅行に行っています。
このとき「フレンチドックを食べる」という直接的な描写はありませんが、北海道を旅行する三人の様子が描かれていました。
フレンチドックは北海道で呼ばれている食べ物
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
フレンチドックとは、簡単にいうとアメリカンドッグのような食べ物です。
厳密には中のソーセージが魚肉か豚肉かなどの違いはありますがここでは割愛します。
大切なことは「北海道にはフレンチドックという食べ物がある」ということです。
デンジは旅行中にフレンチドックを食べていた?
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
ここで一旦、情報を整理してみましょう。
- 落下の悪魔により無理やり記憶を思い出さされた
- 思い出された記憶がパワーと早川アキ
- 直前に3人で北海道旅行をしている
以上の3点をまとめると、「デンジは早川家三人の北海道旅行でフレンチドックを食べてその存在を知った」という可能性が出てきます。
また第二部あたりでは料理のスキルがあがっていますが、元々デンジは食の知識が豊富とは言えない描写もありましたので、北海道に行く前にフレンチドックを知っていたとは考えにくいです。
まとめ
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
- 落下の悪魔により無理やり記憶を思い出さされた
- 思い出された記憶がパワーと早川アキ
- 直前に3人で北海道旅行をしている
- フレンチドックは主に北海道で食べられる
これらのことより、デンジがフレンチドックという単語を連呼したのは落下の悪魔の精神攻撃をきっかけに早川家の北海道旅行を思い出したから、と考察することができます。
チェンソーマンは全てを説明してくれる漫画ではないのですが、キーワードや描写といったパズルを組み合わせることで、余白が生まれ、それにより「描写されていないシーン」を構築できるように作られています。
もちろん真実は作者の藤本タツキ先生のみ知る、というのは言わずもがなですが、描写されていないシーンなのに読者に共通のシーンを思い浮かばせるという超高度なテクニックを魅せられて痺れました。
まさかこのタイミングで北海道旅行が補完されるとは思いませんでしたね。
あと個人的には、デンジの心の中の二人が落下の悪魔の精神攻撃からデンジを守るために楽しかった記憶を思い出させて守っていた、みたいなことも想像して楽しんでいます。
読んでくださってありがとうございました!
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