マキマさんが自分を洗脳していたことに気づいた天使。
隣でアキくんがマキマさんに洗脳され契約を結ばされてしまうところから、今週はスタート。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
記憶を取り戻した天使
自身の記憶を取り戻して「マキマァア!!」状態になった天使。
ようやくマキマさんの名前叫び呼びのシーンが入りました(この章からマキマさんがやってることエグすぎてムズムズしてまいました)
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
刺客編の人形に使用したのは5年使用の剣ですが、マキマさんには10年使用を躊躇なく使用します。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
マキマさんは明らかに最強クラスの強さであることと、天使が冷静でないことを考えると、もしかすると10年がMAXの強さの可能性があります。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
いつも剣の形の武器が出るので、天使が生成できる武器は剣の形になにかの能力が付随されているものなのかもしれません(アキくんの剣も天使が生成したものです)
命令の強制力は継続する?
天使の渾身の一撃もマキマさんの「伏せ」という一声により届かないものに。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
よく見ると「伏せ」フォント変わってますね。
その後の「私に全てを捧げるといいなさい」のフォントも同じものが使用されています。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
マキマさんのセリフでこのフォントと同じものを読み返して探すの大変ですけど、かなり面白いことが分かりそうですね!
また「これは命令です」と言わずに命令だけで効果が出たところを考慮すると、過去に一度でも「これは命令です」が通ってしまうと主従関係が成立し、ずっと逆らえなくなるのかもしれません。
でもアキくんは今回が初めて「命令です」を受けたと思うのですが、それより前に洗脳は完了しています。
ここらへんの能力は別物なのでしょうか?
また詳しく考察してみたいと思います!
支配者層は従者たちの数の反乱が一番怖い(メタ)なので、「全てを捧げる」契約を結ぶことで、その可能性を潰しているのかもしれません。
せっかく記憶を取り戻した天使も、また洗脳されてしまいました。
「ごめんね」
二人の洗脳が完了したあと一番最初に出てきたセリフが「ごめんね」ってズルいです。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
こんなことを言うから、こんな酷いことをしていても完全に憎むことができないですね。
まだ「本当は人類のために一人で背負い込んで戦っているのではないか?」という可能性も捨てきれない状態です。
またマキマさんはブラフで可能なかぎり被害を最小限にしようとしていたみたいですが、結局一番被害が大きくなってしまったようです。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
こういう主語のないセリフは、誰にとって被害が一番大きくなったのかがうまく隠されるので、あらゆる可能性を考えたいですね。
大統領
アメリカの大統領が誰かと通話しているシーンに飛びます。
「時が来てしまったようだ」というセリフは、刺客編の「マキマを殺せ、終焉の時がくる」と繋がっているのだと思います。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
また「人類に最悪の平和」というのは、岸辺先生とマキマさんのお茶会の「私は多くの人を救いたいだけです」に繋がるのだと思います。
さらにここでの「マキマを恐れさせ」の主語は「支配の悪魔」の代名詞として使われているのだと思います。
「他の国は諦めてしまったようだ」ということから、この章で闘うのはvs自由の国アメリカとなる可能性が出てきました。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
それにしても、大統領権限で国民の寿命を勝手に一年契約に捧げることができるんですね。
ここらへんも何か隠されている設定があるのでしょうか?
チェンソーマンはセリフ回しに細心の注意が払われているという印象は読んでいて強く感じるのですが、この大統領のシーンは伏線や回収、シーンの接続などかなり複雑に絡み合っている印象を受けました。
また
自由の国アメリカ=銃の国アメリカ
という言葉遊びの関連性もあるのでは?という声がファンの間であがっていました。
それに関連して
チェンソー=戦争
という関連もあるのかもしれませんね。
とあるインタビューか何かで
「どうしてチェーンソーマンではなく、チェンソーマンなのですか?」という質問に「伸ばし棒が二つ入るのは字面的にイマイチ」のようなニュアンスの回答があったからだと思っていましたが(あくまで記憶を呼び起こしたものですので、多少バイアスかかってるかもしれません。違っていたらすみません)
本当は戦争=チェンソーだから、とかならすごいですね。
支配の悪魔
とうとうマキマさんの正体が明かされました。
マキマさん=支配の悪魔
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
管理人の私は、マキマさんが敵の攻撃を再現(再生)したり映画が好きだったりしたので、映画の悪魔なんじゃないかと予想していましたが、支配の悪魔でした(無念)
ただ、支配の悪魔なのに何故敵の攻撃や手順を再現する必要があったのかなどのはまだ明らかにされていないので、引き続きマキマさんの考察は続けていきます!
また、誰が洗脳されているか、サブタイトルの「秘密と嘘」の伏線などもまだまだ残っているので、何の悪魔か分かってもその全容は未だに不明です。
マキマさんは最後に海岸線で「おいで」と手を差し伸べています。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
波の向きからして、海の方ではなく浅瀬の向こう側に向けて言っているため、マキマさんが「そろそろくるかな」と言っていた何かが到着したものと思います。
候補としてはやっぱりデンジくんが最有力となりますが、大穴でポチタのような気がして怖いですね。ポチタでずっとデンジが登場しない展開とかされたら耐え切れる自信ないです。
銃の悪魔出現
1997年9月12日午後3時18分21秒
秋田県にかほ市沖合より12秒間銃の悪魔が出現しました。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
出現後能力発動
周囲の人間の頭部を撃ち抜きました。
撃ち抜いたというものではなく、威力強すぎて身体がバラバラになってしまっています⋯。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
そして報告書の死亡者リスト?の文章とともに銃の悪魔のビュジュアル公開。
銃の悪魔の初登場シーンどうなるのかと演出を楽しみにしていましたが、ここまで絶望的かつ斬新な手法で演出されるとは⋯!
胴体の部分が哀しんでいる人間の顔で埋まっていていますが、これはどういう意味合いがあるのでしょうか?
ていうかこんなヤバい悪魔とどうやって闘うのか全く予想できません。
しかし、何故「支配の悪魔を殺してくれ」という契約なのに関係のない人を襲ったのでしょうか?
その辺りも気になります。
9,12とは
サブタイトルの「9,12」は1997年9月12日を指しています。
これは今後の歴史として語られえていくものだと思います。
(9.11や3.11のように)
またヨハネの黙示録9:12
9:12 第一の災いが過ぎ去った。見よ、この後、更に二つの災いがやって来る。
引用:https://ja.wikisource.org/wiki/ヨハネの黙示録(口語訳)#9:12
上記の文章と関係があるのでは?というファンの声もありました。
秋田県にかほ市とは
藤本タツキ先生の出身地です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/藤本タツキ
ちなみに2005年10月に合併により誕生した市なので、作中の1997年にはまだ存在していません。
まとめ
今回は銃の悪魔の初登場シーンがあったり、マキマさんの正体が支配の悪魔だったりとトップシークレットだった重要事項が一気に開示された回となりました。
また衝撃的なシーンの裏では、物語のキーになりそうな描写がいくつもあり、またマキマさんが「支配の悪魔」だという事実から1話から読むと今までの全ての印象が変わってしまうことになります。
今回の章のテーマは「自由vs支配」になりそうですね。
チェンソーは鎖鋸なので、
「鎖としての支配」や「支配を断ち切る」など様々な解釈次第で今後の展開が変わりますね。
最近の話は情報量が異様に多いので追いつくだけでも精一杯(というか若干追いつけてない)のですが、初心を忘れずこれからも楽しく感想や考察をしていきたいと思います!
読んでくださってありがとうございました!!
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