チェンソーマン

【チェンソーマン】ジャンプルーキーに掲載された藤本タツキ先生Q&Aを読んだ感想



藤本タツキ先生がQ&A方式で、制作方法、編集者さんや作品への向き合い方をインタビューされた記事がジャンプルーキーに掲載されました。

まずはこちらの記事をご覧ください↓

https://rookie.shonenjump.com/info/entry/202007_blog

インタビューを拝見して三つの軸に分けました。

・人の意見を受け入れる
・圧倒的執筆量
・沢山の作品に触れる


上記をピックアップして感想を述べていきます。

また今回のインタビューは「ジャンプルーキー!投稿者必見!」というコンセプトから、せっかくですので漫画制作はしていませんが創作活動をしている管理人の視点も交えていきたいと思います。




① 人の意見を受け入れる


まず最初に感じたことは、藤本タツキ先生は人に意見を聞くことを躊躇(ためら)わないということです。



全体を通して客観性が大切という考え方を持たれている、という印象を受けました。

客観性を養うためには「人から意見を聞くこと」と返答されています。

さらにいえば「担当編集に聞くか、絵を描く友人に聞くのが良い」とのこと。

ハッキリいうと、目が養われている人に自分の創作物を見せるのってかなり怖いことなんです。

奇譚のない意見なら尚更。

心が折れそうになることもあります。



管理人も創作をしておりますが、奇譚のない意見を聞くときは怖かったです。

それでも受け入れて自分の足りていないところに向き合える人が前に進める世界なのだとも感じております。


「人の意見を受け入れる」という意志の強さから得られる客観性は、藤本タツキ先生の大きな武器だと思います。


チェンソーマンを読んでいるときも「読者の目線に立たれて作られている作家さん」という印象は、管理人の中にずっとありました。


そのルーツは「人の意見を受け入れる」ところにあったのですね。

② 圧倒的執筆量


藤本タツキ先生は新人の頃、元旦からネームを送っていたことはファンの間では有名です。

あけましておめでとうございます
ネームができました
タイトルは「勇者制度」から変更して「勇者の剣」です
ネームに矛盾や意味がわからない部分が絶対あります。すいません
ないかもしれないです
(文章・改行箇所等ママ)

(引用:https://rookie.shonenjump.com/info/entry/202007_blog)


また担当編集者さんである林士平さんはこのようなことをおっしゃられていました。

沢山描く作家さんだったなと。荒くても気にせず作品を送ってくる人、というイメージでした。

(引用:https://rookie.shonenjump.com/info/entry/202007_blog)

担当としては、確実に変わったな、と思う瞬間は読切の『予言のナユタ』の前後だった気がします。それまでは、結構ボツが多かった気がするので。

(引用:https://rookie.shonenjump.com/info/entry/202007_blog)


この辺りを読んで思ったことは「こんなにすごい作品を描かれる方でも、それまでに沢山のボツを出されているのか⋯⋯!」でした。


毎回予想の斜め上をいく最高の作品をだされている先生も、最初から面白いものをバンバン出していたわけではなく、読者が知らないところでトライ&エラーを積み重ねた結果、今があるのだと知りました。


物作りをするとき、うまくいかないことは多々あります。「自分には才能がない⋯」と苦しむこともあります。

ただ、才能がどうとか言えるほどの努力をしてきたのかと自問自答したとき、自分の場合はやっぱりそこまでトライ&エラーを重ねてないんです⋯。


まずは、継続し圧倒的執筆量をこなすことが大切なのだと改めて思いました。

もちろんただ闇雲に作るだけではなく、①の「人の意見を受け入れる」ことで修正を加えながらのトライ&エラーです。

③ 沢山の作品に触れる



ネームや物語作りが成長するために、必要なことは?という問いに対して藤本タツキ先生は

う〜〜ん、一杯、作品を観ることで変われたんですかね。

(引用:https://rookie.shonenjump.com/info/entry/202007_blog)


と、回答されております。

あーそうですね。コツ掴んだ感じは確かにありました。

自分の好きな作品、好きなシーンを、上手く自分なりに取り込んで漫画に描けるようになったのかもしれないです。自分でも、何故かは分からないですが。

(引用:https://rookie.shonenjump.com/info/entry/202007_blog)


この感覚の言語化はかなり貴重な意見だと感じました。


うまく取り込んでいく、といるというのは藤本タツキ先生が作られる作品からもヒシヒシと伝わってきます。


また沢山の作品から吸収すると共に、作品への愛やリスペクトも同時に生まれていることも作中のパロディから感じられて、とても温かい気持ちになります。


「これやったら面白いロジック」


今回、藤本タツキ先生がインタビュー中に言語化されたもので一番印象に残った言葉です。

「作家性」ってその人の「これやったら面白いロジック」のことを言うと思うんですよ。

それを見つければ良いんだと思います。

(引用: https://rookie.shonenjump.com/info/entry/202007_blog)



この発言を読んだとき、自分の「これやったら面白い」を大切にしていいんだ、と優しく背中を押してもらえた気がしました。

というのも、何かを作っていたら「自分はこればっかりだな」などと思い長所を捨ててしまいそうな時があります。

もちろんずっと同じことを繰り返していれば成長することはできません。

しかし、自分自身の根底部分。

「これが描きたい」は捨ててはダメだと。

自身の作品に反映できるくらいになったのなら尚更だと。

それは貴方だけの「作家性」なのですから。

管理人の質問が読まれました!!



めちゃくちゃ私事で申し訳ないのですが、なんと

管理人の質問が選ばれました!!!


ありがとうございます!!

(引用:https://rookie.shonenjump.com/info/entry/202007_blog)

雨雲とは管理人のTwitterアカウントです。

藤本タツキ先生と林士平編集者さんに読まれているということは、

これはもう実質、お二人と間接会話のようなものなのでは (?!)


先生は論理的に物語を構築されている方だと思っていたので、展開を考えるのは感覚だと答えをいただいて驚きました。

「突然」の回などを感覚と言われれば「そうかも」となりますが、あれほど綿密に組み込まれた展開でギリギリのラインを見極めながら綱渡りのように面白さを維持しているのが「感覚」って凄まじいですね⋯。

ご多忙の中、貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました!

ちなみに管理人が驚いて発狂しているところもバッチリ押さえられています。
林士平編集者さん凄すぎる⋯

お二人の会話はスクショして額に飾って家宝にしますネ^^

藤本タツキ先生が
Q&Aであげた作品

まとめ

お二人とも大変ご多忙であるにも関わらず、こんなに素晴らしいインタビューを公開してくださり本当にありがとうございました!


また、拙い感想記事でしたがここまで読んでくださった皆様
ありがとうございました!


チェンソーマン の物語もおそらく後半戦。最後まで楽しんでいきましょう!

読んでくださってありがとうございました!

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