クァンシ様の女である魔人ちゃん二人が第68話で人形にされてしまいました。今回は何故この二人が人形にされてしまったのかを考えていきたいと思います。
ロンとピンツイ
ロン(ツノアリ)とピンツイ(フタクチ)の二人はクァンシ様と共に地獄に落とされた二人です。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
根源的恐怖の名前を持つ闇の悪魔に身体をバラバラにされて殺されてしまいます。殺されてしまっていることはクァンシ様が第67話で公言しています。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
人形化の条件
人形にされてしまった人間に触られてしまうだけで、人形のお仲間になってしまいます。ちなみに一度人形にされた人間は元には戻れません。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
師匠が「これが闇の力!」を手にする前は魔人と悪魔の心臓持ちは触れても大丈夫でした(日下部談)
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
バタバタの中の分析でしたので、もしかしたら長時間触れたらなど別の条件があるかもしれません。とりあえず一瞬触れる程度では大丈夫でした。しかしロンとピンツイは魔人にも関わらず、師匠に人形にされてしまいます。
そこで今回は様々な可能性について考察していきます。
考察①
魔人でも時間をかければ
人形にできる説
「魔人は人形化できない」というのはあくまで日下部さん談なだけであり、パワーちゃんが人形と接触したのも一瞬でした。
また師匠は「貴方が私を殺している間に、人形を作らせて貰いました」と発言していること。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
クァンシ様を人形化させようと二回目の接触を試みていることから、人間以外を人形化させるには時間を要するのではないでしょうか。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
闇の力によりパワーアップした可能性もありますが、師匠の発言と行動から考えるに、時間さえあればなんでも人形化できる可能性はあります。
考察②
ツギハギちゃんヒーラー説
クァンシ一派のツギハギちゃん。屋上にてクァンシ様を復活させます。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
また、その付近にロンとピンツイの体があることが分かります。魔人の完全な死亡条件はまだ確定していませんし、基本的に血さえあれば半分不死身だと岸辺先生も訓練のときに公言していました。
またレゼ編のデンジくらいになると通常の悪魔・魔人では復活は難しいそうです。
ここら辺の線引きはまだまだ検証の余地があります。
また今回この説で注目したい点は二つあります。
体がくっついている
闇の悪魔の攻撃により、二人はバラバラにされていました。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
しかし、人形の状態では綺麗にくっついており、服まで修復していました。目にいい格好で戦うことが多いチェンソーの世界観と、師匠の性格から考えるに、ただ人形化するにしても服は修復しないのではないでしょうか。
そこから考えるに、服と体はツギハギちゃんが修正していたのではないでしょうか?見た目からも縫い合わせることが得意そうではあります。
捕まったときに人質にされている
また、二人が人形にされた人質として連行されているのがツギハギちゃんです。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
これは、二人が人形化された際にそばにいたという可能性が高いです。なぜ戦闘に参加せずに二人のそばにいたのか考えると、二人を修復していたのではないでしょうか。
(まぁでもクァンシ様は高速移動で突撃する際も魔人ちゃんたちは置いていっているので、戦闘のときは単独で戦うスタイルなのかもしれませんが)
もし、ヒーラー説が当たっている場合は、①の要素と組み合わせることになります。
考察③
死亡により魔人の要素抜けた説
これは②の説の否定になりますが、クァンシ様が「私の女達を殺しやがった」と発言していたことにより、復活はない。つまり完全死亡している状態。
ここから考えることができるのは、
魔人が死亡した場合、器(人間)だけが残り、精神(悪魔)の要素はなくなる。という考え方です。
魔人は人間の体を乗っ取ったものなので、その魔人が死んでしまうと亡骸には魔人の要素がなくなる(つまり人間の要素だけになる)という場合、人間は人形にすることができますので、二人を人形にできたということです。
またバラバラになった亡骸をつなぎ合わせていたので①の時間がかかった発言に繋がったのかもしれません。
おまけ考察 完全に人形にはなれてないのでは?
クァンシ様を刺してしまったピンツイちゃんですが、クァンシ様にギュッと抱きしめられたとき、クァンシ様を見つめています。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
もしかすると、これは魔人であるが故に、完全に人形になり切れていない可能性もあります。ということは、デンジーを襲った意識だけある人形のように、心は生きていて、クァンシ様を傷つけてしまったことを心の中で悲しんでいるのかもしれません。
おまけ考察
公安メンバーはなぜ人形になっていないのか
戦力的に考えるとクァンシ様を人形化するのが一番勝利への近道だと考えているのが普通ですが、今回考慮すべきはマキマさんの存在です。
師匠が屋上の床を打ち破った際にマキマさんは屋上に取り残されています。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
またマキマさんは今回、プリンシちゃんに「仲間の遺体は回収して」と指示を出していることから、デンジと師匠が戦っている間に、公安メンバーの遺体(安否不明)は回収済みなのだと思います。
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
また回収されたメンバーがどのような処置を受けるかは今後の展開の大きな楽しみの一つとなると思います。
公安がキナ臭いと呼ばれる理由は「マキマさんが公安メンバーの遺体を魔人化させて再利用しているから」ではないかとも考えていますので(殉職した荒井くんが暴力さんになっていたことから)、もしかしたら回収された人間組のメンバーは魔人化するかもしれません。
また四巻の目玉土産の際に「目玉を治すことができる者がいる」と発言していることから外された腕くらいならくっつけてもらえるのかもしれません。(まぁ、目玉を治せるという発言自体がマキマさんお得意の「嘘」の可能性もありますが)
(引用: チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)
まとめ
今回色々な可能性を提示しましたが、真相はまだ分かりません。またファイアデンジにより師匠がめっちゃダメージを負って話したりもできる状態ではないと思うので、このまま光の力(?)で燃やし尽くされエンドの場合は、真相は闇の中になる可能性もあります(これが闇の力⋯!!)
チェンソーマンで全てを理解できます状態になるのは難しいですが、いつもよく読めば一貫しているルールなどがあることから、今回も裏設定があると考えています。
読んでくださってありがとうございました!
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