吉田と公安に「ナユタを助けたければ、チェンソーマンになっちゃダメ」と止められてからの134話です。
それではさっそくいきましょう!
覇気のないデンジくん
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ/集英社)
第二部に入ってから虚ろな表情が多いデンジですが、今回はいつにもまして覇気がありません。
テレビで映ってるチェンソーマン談義にもどこかうわの空のご様子。
それにしても水族館のことといい、落下の悪魔のことといい、なぜかチェンソーマンの情報が変に流出してませんか?
水族館なんて、チェンソーマンにならずアサとヨルが永遠の悪魔を倒しましたよね。
ということは、噂を流布してる輩が存在しているのかも、と考えることができます。
普通が一番だよな
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ/集英社)
第一部でも岸辺先生に「チェンソーマンになるな」と止められてる回で「普通になるのが夢だった」とコベニちゃんと話していたデンジ。
しかしどうやら夢にまでみた「普通の生活」に違和感を感じはじめるデンジ。
ナユタに「本当にそう思ってるの?」と訊かれますが、煮え切らない返事をします。
おそらく、デンジはナユタたちとの生活を手にして、それが一つの幸せの形であることを理解してるんですよね。
手に入れてみたら大したことなかったわけじゃなく、本当に大切で幸せで。
もしかすると、デンジの中で「普通」と「幸せ」がイコールで繋がってないのかもしれない。。。
ドライヤー中のナユタ
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ/集英社)
ここ、すごく細かいんですけど!
デンジがナユタの髪の毛の根本から乾かしてるのめちゃくちゃいい!!!
長い髪の毛って、先だけ乾かしても全体が乾かないので、根本から空気を送るように乾かす必要があるんです。
なので、デンジのこの慣れた手つきをみると、ナユタの長い髪を毎日丁寧に乾かしてることがわかりますね。
よい!
ポチタ
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ/集英社)
第二部になってようやくポチタの名前が出てきましたね!
胸の中にいるポチタと会話するのは第一部のときからありましたが、第二部でもその習慣が続いているようです。
もちろんポチタの返事は返ってきませんが、こうすることで人生の答えのない答えを探してきたことが伺えますね。
というかトイレのドアにシール貼ってるのかわいいな!
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ/集英社)
チェンソーマンの特番
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ/集英社)
夜中、チャンネルを回しているとチェンソーマンの特番が生放送されていました。
そこでなんと、チェンソーマンが登場するとのこと。
観客たちに「せーの!チェンソーマン!」って呼ばれた時に一瞬緩んだ表情が、デンジの本心だと思うんです。
それは非常に原始的な人の本能、「チェンソーマンになってモテたい」という気持ちです。
吉田は前回、それを醜い欲求と言っていましたが、誰の心にもあるものだと僕は思うんです。
本能の欲求の度合いは、環境や育ちや個性で分かれますけど、デンジは人一倍誰かに大切にされたいんだと思います。
そして人一倍、誰かを幸せにしたいんだと思います。
チェンソーマンじゃねぇ
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ/集英社)
偽物の発言に、珍しく大きな声で否定するデンジ。
ここまで大きい声で感情出して自分のために怒るって今までなかったような気がします。
ナユタのときは怒ってましたね。自分のことにあまり関心を示さないデンジだからこそ、すごく珍しく感じました。
第一部のときも、どっちかというと消極的な理由で闘っていましたし。
デンジの中では、チェンソーマンになることは自分のアイデンティティになっているようです。
デンジのアイデンティティとなっているのは「チェンソーマンに変身できること」といった表面的な部分ではなく、
「チェンソーマンと呼ばれるようになるまでの生い立ち」の根本の部分です。
そこには、ポチタ、アキくん、パワーちゃん、マキマさん、公安の先輩たち。
そのみんなの歴史を背負って今存在しているのだと言っても過言ではありません。
それこそが今のデンジを作ってきたものだし、そこには苦しみや悲しみがたくさんあって、そこから地続きで過去から今に繋がっているんですよね。
だから、この偽チェンソーマンの発言はその根源的な部分を全否定してるわけです。
デンジからすれば、偽チェンソーマンはチェンソーマンの皮だけを被ってるだけ。中身がないんです。
だから最後に「俺の方がチェンソーマンなのに」と泣いたわけです。
まとめ
今週はとうとう偽チェンソーマンの人間の姿が特定できましたね。
でもこれ影武者っぽいですよね。バックにいるの正義の悪魔だし。。。
やろうと思えばチェンソーマン信者を全員偽チェンソーマンにできるのでは、、、と考えてしまいます。
おまけ 今週のおすすめ漫画コーナー
今週、管理人の中で話題になった作品を紹介するコーナーです。
ぼっち・ざ・ろっく!
最近ぼざろが再熱しておりまして、アニメを流しながら何かをしていることが多いです。
公式ガイドブックが期待していた以上の出来で、特に自分はストーリー解説がありがたかったです。
ココロのプログラム
久しぶりに情熱を打ち込める作品に出会えました。電子で揃えちゃったけど、紙版も買いたい。
めちゃくちゃ良い。セリフも絵も展開も全部自分の好みです。特に絵がかわいい。
表紙を見て「よいな!」って思った方はオススメ!
トリリオンゲーム
もうすぐドラマ放送!漫画は連載始まってからずっと面白い、稲垣先生の漫画はほとんど読んでいて所有しているのですが、これだけ多人数で多彩なキャラたちを自由自在に操って、しかも熱い展開を構築できるって、これもう間違いなく日本のトップレベルだと思います。
ジャンプの賞で、稲垣先生のネームを見たんですけど、うますぎてビビりました。
明日、私は誰かのカノジョ
毎週サイコミで楽しみにしている作品。もうすぐ終わってしまう。。。お渡し会があるそうなので、行けそうなら行きたいです。
思い、思われ、ふり、ふられ
毎月3冊ずつのペースで買って読んでいます。咲坂先生の作品の安定感すごいな。。。といつも思います。
あと男の子が超いい。
今週は以上です!
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