デンジが吉田に捕まえられたところで132話が終わりました。
今回はデモ隊のシーンから第133話のスタートです!
デモ隊
(引用:集英社/チェンソーマン/藤本タツキ)
チェンソーマンを悪魔として討伐するように公安に呼びかけている団体です。
持っているプラカードにはなかなか過激な言葉が並んでいます。
第二部開始からある違和感の一つとして、なぜ悪魔を討伐しているチェンソーマンが一部の市民から忌み嫌われているかという点があります。
偽チェンソーマンが裏で悪いことをしているのかな、とも最初は思っていましたが、前回の落下の悪魔のときのセリフから割と紳士的な言葉遣いだったので、どうなのかなというところです。
とは言っても、第一部では丁寧な口調のマキマさんがラスボスだったりしたので、チェンソーマンの世界は言葉遣いが綺麗でも何考えているのか分からないので注意が必要ですね。
チェンソーマン教会
(引用:集英社/チェンソーマン/藤本タツキ)
デモ隊に対抗する集団として「チェンソーマン教会」なるものが結成されました。規模は2万人。
横浜アリーナの最大収容人数が1.7万人なのでそれより多いみたいです。
デンジは吉田に「なんで戦っているんだ」と訊いてはいますが、どこか上の空といったところです。
(引用:集英社/チェンソーマン/藤本タツキ)
理解していないのか興味がないのか判断が難しいところですね。
二者択一話法
(引用:集英社/チェンソーマン/藤本タツキ)
吉田はデンジに「チェンソーマンにならないか、ナユタの命を守るか選べ」と言います。
これは心理学でいうところの「二者択一話法」というもので、質問者はどちらを選ばれても都合がよく、逆に回答者はどちらを選んでも都合が悪いというものです。
ここで重要なのは「自分で選ばれること」です。人間は他人に決められたりコントロールされるのが大嫌いで、他人に強制させられたことは反発するようになっています。
なので、不都合な二択を選ばせるためには自分で選ばせるというフローが必要なわけですね。
二つ選ぶ
(引用:集英社/チェンソーマン/藤本タツキ)
吉田が仕掛けてきた二者択一話法に対し、デンジは「二つ選ぶ!」と回答します。
まぁ本来なら二者択一話法を回避するのに有効な手段は「どちらも選ばない」なんですが、その斜め上をいくのはさすがにデンジくん。
だってよく考えたら「二つ選ぶ」って違和感しかないような。いや意味は分かるんですけど「どっちも嫌だ〜」じゃないのがデンジっぽくてチェンソーマンっぽいなと。
デモ隊集合〜
(引用:集英社/チェンソーマン/藤本タツキ)
デンジは吉田からの圧から逃れようとデモ隊に集合を呼びかけます。
ただデモ隊は反チェンソーマン団体なんですよね⋯
このセリフでデンジが何一つ理解していないことを悟った吉田なのであった。
ナユタ解放
(引用:集英社/チェンソーマン/藤本タツキ)
公安職員のうっかりミスによりタイミングを間違えてナユタ解放というオチ。
この職員の顔、癖強いな。
ナユタはすぐに状況を理解していましたが相変わらずデンジは理解していない模様。
ハグ&バックハグ
(引用:集英社/チェンソーマン/藤本タツキ)
再会した際にデンジに飛びつくナユタ。
いい。めっちゃいいよ。
そのあとナユタを包むようにバックハグするデンジ。
たぶんこの距離感が普段の二人のニュートラルポジションなんだろうなぁとか思うと、微笑ましくなりますね。
こういう絵だけで表現しているシーンで行間を表現する技術すごすぎます。
まとめ
(引用:集英社/チェンソーマン/藤本タツキ)
コントみたいな回でした。セリフ回しが独特なのと、二段階くらいギアが上がっていくのはさすがチェンソーマンといったところ。
最後の吉田のセリフがキレッキレで面白かったです。
ただここから次回にどう繋がっていくのか全く読めないですね
第二部ではデンジはナユタの生活を支えるためにどちらかというと受動的に行動しているように見えますし、ノストラダムスの件ももしかしたらまだ知らないのかもしれませんね。
あと第二部の吉田の気苦労をみると、第一部でデンジを手玉にとっていたマキマさんはやはり支配の悪魔の格があるのだなと改めて思いました。
おまけ 今週気になった漫画
今週、管理人が気になったり読んだりした漫画を紹介するおまけコーナーです。需要があるのか全く分かりません。
この恋を星には願わない
珍しく本屋さんで表紙に一目惚れした作品。なのでまだサンプルしか読めていないです。ただ表紙の絵がめちゃくちゃ好きです。本当に好き。早く読みたいです。
いとエモし。超訳 日本の美しい文学
最初、文芸のコーナーに展開されていたので、なにかの小説かかなって思っていたんですが、日本の文学を分かりやすく訳してまとめてくれた書籍です。
最近自分の中で「原始的なこと」というのが胸にひっかかっているキーワードでして、現代人は結局、原始時代の習慣や影響が強く残っているのでは?という考えがあり、例えば今作のように「昔の人はどんな想いを大切にしてきたのかな?」と考えることで、時代によって人が感動する言葉が移り変わるのかどうかを知ることができる(気がして)気になっている本です。
SAVE THE CATの法則 SAVE THE CATの法則
今ずっと読んでいる本です。
チェンソーマン102話でも「セーブ ザ キャット」というサブタイがついていますね。
脚本術の本なのですが、こうして言語化されているものを知るとより深く作品を楽しむことができるのでおすすめです。
自分が買ったときはキンドルで半額セールしてたので続きの本も買いました。
ワールドトリガー
今読み返している作品。やはりめちゃくちゃ面白い。
「大規模侵攻」を丁度読み終えたくらいなんですが、小南ちゃんかわいい。中の声優さんも好き。
一番の推し誰だろ。遠征選抜試験で香取ちゃんが自分の中でぐんぐん上位にあがってきている感じはする。でも全員好きだわ。
2.5次元の誘惑
最新話よかったですね。ほんとうにこの作品は人生で大切なことはなんだったのか気づかせてくれるし、それを大切にするという選択をそっと背中を押して応援してくれるような温かさがあります。
アニメ化でもっとたくさんの人に届けばいいなぁと思っています。
もしかしたらこの作品が一番自分が読んでいて泣いたシーンが多い漫画かもしれない。。。
あやかしトライアングル
矢吹先生の作品は一番最初のは読めていないのですが、ブラックキャットからはリアタイで読んでいます。ToLOVEるも大好きですが、あやトラも面白い。あと絵がうますぎる。
ToLOVEるは第1巻が発売されたとき、発売日に書店からきえた(みんなが買ったから)ので、手にいれるのにめちゃくちゃ苦労した記憶があります。
矢吹先生が楽しそうに描いているのが読んでて伝わってきますので、安心して読める作品。
あともしかしたらジャンプラでコメント欄が一番平和かもしれないなって最近気づきました。
今週は以上です!
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