チェンソーマン最新話の第121話が公開され「吉田ヒロフミ=死の悪魔」ではないのか?という声がファンの間であがっています。
吉田ヒロフミは言動がミステリアスすぎて、言動に深読みをしてしまいますね。
また吉田がちょくちょく匂わせてくるので、ここでは吉田ヒロフミは死の悪魔なの?というテーマで121話までの情報を整理したいと思います。
この記事では主に以下の4点をベースに考察をします。
- 吉田ヒロフミは「死の悪魔」?
- 四騎士はチェンソーマンを好きになる?
- 吉田はデンジがお気に入り
- チェンソーマン(デンジ)が好きなら「吉田ヒロフミ=四騎士(死の悪魔」が成り立つ?
それではさっそく考察していきましょう!
吉田ヒロフミ=死の悪魔
「吉田ヒロフミって死の悪魔なんじゃないの?」と読者に囁かれ出したのは、水族館に閉じ込められたときのセリフからでした。
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
さらっと「死の悪魔」という単語を口にしました。
さらにはチェンソーマンが悪魔を食べるとどうなるのかまで知っている口ぶりです。
そしてこの記事を書いている時点の最新話である第121話で、吉田ヒロフミ=死の悪魔説はさらに加速していきます。
死の悪魔のポーズをするヒロフミ
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
吉田のこのちょっと不自然なポーズ、実はとあるポーズと一致するのです。
それがこちら↓
『黙示録の騎士』。ヴィクトル・ヴァスネツォフ作(1887年)。(引用/Wikipedia)
この絵画はざっくり説明すると「ヨハネの黙示録」の四騎士の絵です。
一番左の緑色の騎士が「第四の騎士(死)」です。
「第四の騎士」のポーズに注目してみましょう。
なんと吉田氏と同じポーズをしています。
あまりに堂々と死の悪魔のポーズをする吉田氏。
これはもう「僕、死の悪魔だってみんなにバレてぇからポーズとってるよ」とか言い出しかねませんね
(言いません)
そもそも死の悪魔って?四騎士ってなに?
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
まず第一部のおさらいになりますが、チェンソーマンの作中には四騎士と呼ばれている悪魔が4人います。
支配の悪魔
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
戦争の悪魔
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
飢餓の悪魔
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
そして最後の一人が「死の悪魔」で、合わせて4人となります。
今のところ姿が明らかになっているのは「支配の悪魔」「戦争の悪魔」「飢餓の悪魔」です。
この流れからすると「死の悪魔」が第二部で登場する可能性は非常に高いといえるでしょう。
チェンソーマンはポーズで数字を表すことがある
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
吉田ヒロフミは死の悪魔のポーズをしますが、これは見方を変えると数字の「4」と捉えることもできます。
チェンソーマンのコミックスの表紙はポーズで数字を表していたので、ここも数字を意識していると思います。(例えば姫野先輩のポーズは3です)
つまり、吉田ヒロフミのポーズは、「死の悪魔」のポーズでもあり「4(=死)」という数字を表してもいると考えることができるでしょう。
落下ジイも同じポージング
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
121話では、いきなりアサのそばに知らないお爺さんが落下してきます。
そしてこのお爺さんのポーズも吉田ヒロフミと同じ「死の悪魔のポーズ」なのです。
これは偶然の一致ではないように予想できます。
ナユタ「なんかヤバい匂いがする」
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
そして丁度このタイミングでナユタが「やばい匂いがする」と言っています。
補足として「ナユタはマキマさんのときの記憶はありません」
なので「戦争の悪魔」であるヨルの匂いを間近で嗅いでも「嫌な匂いがする」と曖昧な判別になってしまっていました。
ここから推測するとナユタはまだ死の悪魔と会ったことがない、と考えることができます。
またナユタは本能的にヨルの匂いも嫌がっていました。
第121話でナユタが発言した「やばい匂い」というのは、一般的な悪魔の匂いではないと考えられるため「死の悪魔」の可能性が高いです。次点で「飢餓の悪魔」かなと思います。
実はチェンソーマンの作中にはさらにやばい悪魔が存在しています。その悪魔たちは「根源的恐怖の悪魔」と呼ばれており地獄にいます。しかし彼らは超越者であり一度も「死」を経験していないので現世にきている可能性は低いです。
作中の戦闘描写を見る限り、
「根源的恐怖の悪魔」>四騎士>武器人間>一般的な悪魔
ではないでしょうか?
つまり「根源的恐怖の悪魔」が現世にはいないと仮定するならば、次点の「四騎士」が出てきたと考えるのが妥当です。
やばい匂いの正体は、「死の悪魔」特有のもの?
ちなみにヨハネの黙示録を調べていたら「死の騎士」は悪臭を放つそうです。
この悪臭の正体は「死臭」であり、ここから「死」を想像させるそうです。
なので、今回の事件が死の悪魔関連だとするなら、ナユタのいう「やばい匂い」というのは、この「死臭」の可能性がありますね。
吉田がデンジとよく一緒にいるのは四騎士だから?
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
第121話で吉田はアサに「デンジとよく一緒にいる」と認識されています。
アサはデンジと吉田ヒロフミとは顔見知りではありますが、この二人のことを詳しくは知りません。
そんな人物が「よく一緒にいる」と認識しているくらいなので、かなりの頻度で一緒にいることが想定されます。
四騎士はチェンソーマンがお好き?
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
「元」支配の悪魔であるマキマさんはチェンソーマンのファンを岸辺先生に公言してしまうほどのファンです。
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
「現」支配の悪魔であるナユタもデンジに「ナユタが一番だよ」と言われると全力ピースをします。
戦争の悪魔のヨルと脳を共有しているアサも、ちょっとだけデンジを好きになりかけていたと明かされています。
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
ここから予想をすると、四騎士はチェンソーマンに惹かれるという可能性は0ではありません。
吉田ヒロフミがデンジを監視しているのは、仕事でという雰囲気ですが、第一部のマキマさんも上司の立場からチェンソーマンを見ていたので、もしかするとデンジに近づく口実かもしれません。
吉田ヒロフミはアサ(ヨル)と仲が悪い?
この記事を書いている時点で最新の第121話では、かなりのページを割いて吉田ヒロフミとアサが会話するシーンがあります。
ここで吉田は上辺ではアサと同じ思考であると言いますが、最後には「デンジに近づかないでほしい」と告げます。
ここから四騎士たちの関係性を考察してみましょう。
そもそも四騎士は仲が悪いのでは
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
薄々分かってきたような気がしますが、もしかして四騎士って仲悪くないですか⋯?
上記のマキマさんの話も、例えで名前を出したわけではなくてピンポイントで「いなくなってほしい」と日頃からマキマさんが思っていたので名前があがったと考えることができます。
ヨルと飢餓も仲が悪い
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
またヨルと飢餓も仲が悪いことがヨルの発言から分かります。
ヨルも大概ふっとんだ思考をしていますが、四騎士は今のところみんなヤバいですね。
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
また四騎士は今回のように偶然会うことはあっても、日頃から仲良く会っているようには思えません。
このセリフからも仲が良い印象は受けませんね。
飢餓ちゃんと吉田も仲が悪い⋯?
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
水族館から脱出した吉田と目が合う飢餓の悪魔。
このシーンでもお互い火花がバチバチに散っているような印象を受けます。
まぁ、吉田=死の悪魔と確定しているわけではないのですが、死の悪魔だと仮定するとこのシーンの意味も変わってきますね。
アサと会話しているときの吉田の行動
腕を組む吉田
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
心理学的に腕を組む動作は相手への拒否反応って言われてます。
シンプルにいうと間に腕を置くことで「物理的障壁を作ってる」ってやつです。
飲み会とかで嫌いな人が横に座ったらそっち側にカバンとか置くアレとほぼ同じです。
吉田はデンジくんといるときあんまり腕組んでる印象なかったんですけど、アサと話してるときはこれでもかってくらい露骨に腕組みアピールしてることが分かります。
人間の心理は言葉よりも身体に出ます。つまり、言葉ではアサに同調しているように見えますが心理面ではアサに壁を作っていると読み取ることができます。
配慮をする必要もない吉田
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
吉田はデンジくんと話してる時は、よく顎に手を当てています。
顎に手を当てる心理は結構ありますが、興味深いものでいうと
・相手を従わせたい
・考え事をしている
というのがここでは当てはまります。
これを踏まえて第121話を読むと、アサと話してる吉田は実は一回も顎に手を当ててないんですよね。
つまり、アサに対しては考える必要はないというか、言葉を選ぶ必要はないと思っている可能性があります。
自己開示をしない吉田
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
「自己開示」というのは、簡単にいうと相手に心を開く行為です。
また上手に自己開示をすることで、相手と仲良くなれる効果があります。
デンジくんとカフェデートしてるときは、必死に考えたり、自分が何者なのか、何がしたいのかデンジが質問しなくても積極的に自己開示してます。
しかし、121話のアサとは何にも自己開示しないんですよね。
「同じ考えだな」って言ってるのはブラフなんじゃないの?って思ってしまいます。
「デンジに会わないで」という理由言わないし、どう解釈してくれても構わないよ、って完全に自己開示を拒否していることが分かります。
解釈の種類
吉田ヒロフミの発言に対する現時点での解釈の可能性は以下のようなものになります。
①戦争の悪魔だから近づかないで
②チェンソーマンバレのきっかけになりそう
③デンジ君はオレんだよ?
④実は死の悪魔で、戦争の悪魔嫌い?(4姉妹仲悪い説)
⑤チェンソーマンに食べてもらいたいから、チェンソーマンを倒そうとしているヨルが邪魔
みたいな感じでしょうか。
まだまだ何かを確定するには材料が足りてないので分岐ルートが多すぎるので、連載を追っていきたいと思います。
おもてなしに差がある吉田
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
アサを誘ったときは、勝手にデビルハンター部の備品であるインスタントコーヒーを渡していました。
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
しかし、デンジくんには「奢るよ」と言い、たくさんご馳走をしていることが分かります。
これも「四騎士はチェンソーマン(デンジ)を好きになる」と仮定をするなら、辻褄があっている行動といえるでしょう。
でも吉田ってデンジくんをアサに紹介してるくない?
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
吉田ヒロフミは過去にデンジくんの彼女候補としてアサを紹介しています。
しかし、時系列で考えるとアサ(ヨル)が戦争の悪魔だと吉田にバレたタイミングは、学校でユウコと戦ったときと考えることができます。
その後、水族館での事件を経てからアサに忠告をしているため、デンジにアサを紹介したのはたまたまだった可能性が高いと考えることができます。
まとめ
こうして場面ごとのパーツを繋げていくと、吉田ヒロフミが死の悪魔なんじゃないの?という意見が出てくる理由が分かります。
ただ今までの傾向を踏まえると四騎士は女性として出てくる可能性があるので、その辺りが引っ掛かります。
実際は別に「死の悪魔」が登場するのか。その辺りも今後の展開の楽しみになりますね。
Twitterで「吉田が死の悪魔だったとしたらアピールしてるのデンジくんと同じじゃん」ってツイート見かけてめちゃくちゃ面白かったです
読んでくださってありがとうございました!
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