得体の知れない根源的恐怖の悪魔と対峙してしまいましたが、本能に従い逃げるところから始まります!
今回は情報量が多かったので、今回の根源的悪魔についてはまた別の記事にまとめたいと思います!
それではさっそくいってみましょう!
落下の悪魔
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
根源的恐怖の悪魔の正体は「落下の悪魔」でした。
前回までの描写で「死の悪魔」を散々匂わせといて、でも四騎士の法則に当てはまらない。
じゃあ「生の悪魔じゃん!」って自分含む読者のみんなが予想していたものの見事に上回るネームド悪魔さん。
やはりチェンソーマンは予想を気持ちよく裏切ってくれます。
チェンソーマンの作品のすごいところの一つに、「他の展開に予想できるのに、その予想を超えてくる。かつ改めて読み返すとちゃんと筋が通ってる」という点があげられます。ここが本当にすごいと思います。読者にミスリードさせならが辻褄合わせられるの天才すぎる。
また藤本タツキ先生の悪魔召喚時の演出は、他の漫画で類を見ないのでオリジナリティすごいですね。絶望感がやばい。
前菜「ラ・根・ヴォンラ」の意味
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
これは「La Vie en Rose」でフランス語で「バラ色の人生」という訳だと思ってます。
違ってたらすみません。フランス語ほんとに異次元。
コックの服装の意味
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
こちらはTwitterで見かけたのですが、「ウェイトレス」=「ウェイト・レス」=「重さ、なし」なのでは?
という意見があり、もうこれしか考えられない脳になっちゃいました。
まぁたしか正確にはウェイトレスとコックって配属ポジションが違うんじゃ。まっ!シリアスなことは考えなくていいか!
クラムボン
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
身寄りをなくしてどこかで集団生活をするアサ。
寮長の言葉やアサの髪の長さからして、台風の悪魔により母親を亡くした直後ということが分かります。
また猫に名前をつけたようです。
猫の名は「クラムボン」
これは宮沢賢治のオマージュではないかと言われていますね
「やまなし」という短編小説に出てくるようです。
クラムボンは、水中に住む小さなトビケラの幼虫だそうです。(調べただけで実際に読んでません。すみません)
なので、猫のクラムボンも水中に沈められたことがわかります。
母の死の意味だったクラムボン
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
アサからすれば「私がノラ猫を助けたせいで、お母さんが死んだ」と後悔しているのと同時に「私と猫の命をお母さんが命をかけて守ってくれた」と捉えているのではないでしょうか?
つまりアサにとって、アサとクラムボンが生きているということが、母親の死の意味だったのです。
そう思わないと罪悪感に押しつぶされてしまうので。
しかし大人の勝手な妬みによって、アサにとって大事な母の形見であるクラムボンは水に沈まされてしまいました。
第一話のアサは人との交流を避けるシーンが描写されていましたが、このような傷が心にあるなら仕方のないことだと思います。
落下の悪魔とクラムボンについて
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
今回の123話の流れは、宮沢賢治のオマージュではないかという声があがっています。
落下の悪魔がコックなのは宮沢賢治の「注文の多い料理店」から。
アサの猫が「クラムボン」で最後は水中に沈められてしまうのは宮沢賢治の「やまなし」から。
確かに意図して展開されているように感じます。
また注文の多い料理店は最後に犬が助けにきますので、その犬の役割がデンジなのでは?という声が多いです。
映画や漫画だけでなく、小説の引き出しもある藤本タツキ先生やばいですね。
地獄への扉
心に傷があるものが地獄へ転送されていくシステムです。
根源的恐怖の悪魔を使いとして現世に送れる存在は、根源的恐怖の悪魔だけだと思うので、この地獄の扉の先には根源的恐怖の悪魔が待っていると予想できます。
今回の苦労人、ヨル
(引用:チェンソーマン/藤本タツキ)
今週のヨル「ネガティブやめろ!強い武器つくれん!!聞いてんのかぁー!」と頑張って交代しようとします。
しかし交代したらしたらで「体に入れない!恐るな!」ってなってるのめちゃくちゃ苦労人してますね
仮にも作中四天王の一人なんですけどヨル⋯
まとめ
落下の悪魔の裏設定が練られすぎてて堪らないですね。
落下の悪魔については、また別の記事にまとめたいと思います
読んでくださってありがとうございました
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