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考察チェンソーマン

【チェンソーマン考察】8巻おまけ漫画感想


この記事はチェンソーマン第8巻のおまけ漫画の感想についてです。かなり衝撃的な内容ですので、購入がまだの方は先にコミックスを買われることをオススメします。




最新の第8巻には巻末に2Pのおまけがありました。

このおまけが2Pなのにまた凄まじいのです。
(ちなみに管理人は岸辺先生が好きです。渋くてかっこいいから

というわけで感想にいきましょう!

岸辺先生とクァンシ様の過去

(引用; チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)

第7巻で判明しましたが、クァンシ様と岸辺先生は元バディという関係だったんですね。

バディを解散した理由は明らかになっていませんが、会話の様子などから喧嘩別れをしたわけではなさそうです。

出会い

(引用; チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)

初対面の二人。若かりし頃の岸辺隊長の姿はめちゃくちゃイケメンです。

今もめちゃくちゃ渋くてイケメンです。

筋肉の付き方が良い〜! 胸の張り具合と腕まくりを見てください。

この刀装備のベルト?はアキくんもつけていましたが、たぶんこの岸辺先生はアキくんよりもう少し年齢が上のような気がします。

20代後半から30代の肉の付き方ですよこれは。

「クァンシ様」という呼び名があり、最初のデビルハンターということは、クァンシ様は岸辺先生よりずっと先輩の可能性がありますね。

「とりあえず美人だし自分のものにしちゃおう」というノリで「俺の女になれよ!」と告げますが「無理」とシバかれて終わります。


俺を好きにならないなんて
おもしれぇ女⋯⋯!


⋯⋯と書きましたが、実際はどうなのでしょうか。

しかし岸辺先生が登場シーンで以下のようなセリフを言っていたことから

(引用; チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)

過去に女遊びが激しかった可能性もあります。

まぁあの美貌ですからね。モテてしかたなかったんじゃないでしょうか?

デビルハンターの仕事そっちのけでハントしてそうですもんね(偏見)

バディを組んで六ヶ月目に再度告白する岸辺先生。

みなさんはお気づきだろうか?

クァンシ様の二回目の返事が「無理」→「嫌だ」に変わっていることを⋯⋯。

(引用; チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)

これは六ヶ月間一緒に仕事をして信頼関係を作った証なのではないでしょうか?

「(生理的に)無理」→「(六ヶ月一緒にいて色々知ったけど)嫌だ」に変わったのではないでしょうか?

心境の変化です。

こう⋯少しずつ信頼関係を気づいているのが返事から読み取れるのがいいですよね。

⋯⋯気付いたら好きになっていた

いつからでしょうか。

出会った頃とは違う感情が芽生えて、いつの間にか恋をしていた。

この歳になると恋と呼ぶには青すぎるのかもしれない。

きっと、もう自分が気づくずっと前から、愛していたのでしょう。

(引用; チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)

酒にでも酔わないと言えないたった二文字を伝えたとき、そのときだけクァンシ様の返事は少しだけ違っていたんですよね⋯。

ていうか9年目の岸辺先生めちゃくちゃかっこよすぎませんか!???


⋯⋯知ってるよ

(引用; チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)

ずっと追いかけてきた人のことくらい、手に取るように分かる。

そして自分がなぜ付き合ってもらえないかくらい知っている。

それでも自分の気持ちに嘘はつけないんですよね。

それでも、伝えたい言葉があるんですよ。

老ける前に死ぬデビルハンターという仕事についているからこそ、また今度会える保証なんてどこにもない。

(引用; チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)

伝えたいことは、伝えられるときに伝えておくものです。

でもそれってきっと、デビルハンターだけじゃないんですよね。

チェンソーマンを読んでいる僕たちだって、明日なにが起こるかなんて誰にも分からない。

だから、好きな人には好きって伝えましょう。

第8巻のおまけ漫画はそういうメッセージが込められているのかもしれませんね⋯⋯(たぶん違うッ⋯⋯!)

というか、自己紹介のときに「好きなのは女と酒と⋯」と自称しているのに、ずっと一人の女性を愛し続けている姿が美しいです。

(引用; チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)

ここのシーン、こうして並んで座る日がもう一度くるなんて思わなかったのかもしれませんね。そう考えると感傷深いです。

目隠しの先で見ていたものは

刺客編最終話、マキマさん能力発動のために岸辺先生は目隠しをします。

(引用; チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)


そして目の前でクァンシ様は首をハネられてしまいます。

そしてその血が岸辺先生の頬につきます。

(引用; チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)

愛する人の血を受け止めて、このとき岸辺先生は何を感じて何を見ていたのでしょうか⋯。

もしかすると、この瞬間無意識にクァンシ様との日々が脳裏をよぎったのかもしれません。

それこそ、8巻のおまけ漫画のあの二人の日々を思い出していたのかもしれません⋯⋯。

おまけ
マキマさん⋯⋯!!!


マキマさんは岸辺先生とクァンシ様の関係性を把握していたはずです。

特に岸辺先生みたいなずっと追いかけるタイプの人は、自身の情熱を包み隠したりするタイプではないと思うので、噂になっていたり周知の事実だったと思うんですよね。

そんなことを知った上でマキマさんが放った一言がこちら。

(引用; チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)

そしてこの表情である。

今見たら若干笑いを堪えているようにも見えないこともないです。

まぁ今までマキマさんは岸辺先生から結構キツくあたられてきてますからね。

狂犬岸辺の唯一といっていいほどの弱点ですもんね。

(引用; チェンソーマン/藤本タツキ 出版/集英社)

でしょうね!

ちなみにマキマさんが「ドイツのサンタクロース」と言ったコマはもう少し表情がピリッとしていたので、やはり内心ちょっと思うところはあったのかもしれませんね。

まとめ

第8巻で補足された岸辺先生とクァンシ様の過去。

なんとツイッターのトレンドにも載りました(チェンソーマン8巻でトレンドイン)

たった2Pなのに、ここまで設定や話を拡げるのは凄すぎますね。

そして、二人の関係を知った上でもう一度8巻を読み直して、少しだけ泣くんです。

読んでくださってありがとうございました!

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