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チェンソーマン

【チェンソーマン】第170話「寿司の食べ方」感想考察!ルックバック観てきました話など

第165話~第169話あたりは、諸事情により感想を書けませんでしたが、今回から引き続き感想考察記事を書いていきたいと思います!

第170話はバルエムとデンジが寿司屋で出会うところからスタートです!

【チェンソーマン】第165話「いつもの風景」感想考察!結局寿司になった 寿司くいてえ派vs寿司くいたくねえ派で争ってたところから第165話のスタートです。 https://yutanotayutani...

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完璧なチェンソーマンになるためには?

完璧なチェンソーマンになるためには

・皆の恐怖

・デンジの不幸

が必要とのこと。

「チェンソーマン」という作品はひたすらデンジが周りから不幸にされたり幸せにされたり振り回されてるように改めて思いました。

このことについてはデンジも間接的に「下半身で考えてしまって、全部台無しにしてしまっている」と嘆いています。

自ら幸せになったりするのってよく考えると難しいですよね。

ナユタ死亡?

今回あまりにも衝撃的なラストだったのは、ナユタの登場でした。

デンジやクァンシ様は首と胴体が離れても不死身なので復活できますが、ナユタは望みが薄いですね。。。

マキマさんも実質不死身の無限残機でしたが、あれは総理大臣と契約して国民の命を代わりにするというシステムの上で成り立っていたもので、逆にいえばその契約がないとマキマさんも不死身にはなれなかったという証明になると考えられます。

丁寧に積み重ねられたナユタに関する描写

また今回のナユタの展開から、今までのシーンにさらに意味が付け加えられる構成になっておりまして、あのシーンもこの展開と繋がっていたんだなと思いました。

(引用:チェンソーマン/藤本タツキ/集英社)

ここのセリフも「家族」と入っているのがナユタも含まれていましたし、デンジを不幸にするためにはどうすればいいのかを考えた上での発言のように読み直すと思えます。

(引用:チェンソーマン/藤本タツキ/集英社)

またナユタが絶体絶命の瞬間に流れたデンジとの過去の記憶も、実はこれはナユタの走馬灯だったという解釈になります。ナユタは亡くなる直前にデンジとの生活を思い出していたんですね。

(引用:チェンソーマン/藤本タツキ/集英社)

ここでも「ナユタ=デンジの家族」という認識であるという描写の一つになっていて、もちろん読者目線から見たらデンジとナユタは家族なのですが、デンジ自身も思わず照れ隠ししてしまうくらいナユタを大切に思っていたし、ナユタも走馬灯でこのやりとりを思い出していたのだと考えてると、泣けてきます。

(引用:チェンソーマン/藤本タツキ/集英社)

またヨルの記憶はナユタの支配の能力によって改変されていたはずだったのですが、このときは支配の力が及ばず思い出すことができてしまっています。ここの時点で、もしかするとナユタは既に亡くなっていたのでは?と考えることができます。

チェンソーマンは通常の漫画では「実は生きてました」みたいなことができる可能性をワンチャン匂わせておいて、普通に退場するという、あとから「あれが最期だったのか」と思わせててくれる高度な構成で形成されておりまして、特にナユタは振り返ってみると丁寧に丁寧に前振りしていたので、復活はないと私は思っています。

第二部もそろそろ終盤?

話数だけで単純に比較することにはほとんど意味はないのですが、第二部は第一部をなぞって構成されているような気もしますので参考程度に考えたところ、第170話は第一部でいうところの話数では銃の悪魔が登場してマキマさんが支配の悪魔だと判明して物語が一気に動くあたりになります。

今回の展開で「完璧なチェンソーマン」になるための条件が満たされてしまったので、第一部終盤に登場した黒いチェンソーマンがもうすぐ再登場する可能性は高く、パワーバランス的に黒いチェンソーマンは作中でもトップクラスの戦闘力なので、黒いチェンソーマンが出る=物語が終盤に突入する。とザックリ考えてもいいのかなと思っています。

個人的には黒いチェンソーマンが大暴れして派手な戦闘があったあと、等身大規模の最後の戦いがあるのかななんて予想していたりしています。理由は、結局チェンソーマンという作品はデンジの夢が叶うかどうかなのかなって、つまりデンジの生活がどうなるかが軸であり、デンジの決着を描写するとなるとビルを破壊したりする戦闘よりも、マキマさんとの殴り合いくらいの規模になるのかなーと個人的には想像しています。

あと第二部では不穏な雰囲気を醸し出しているポチタとの決着もどうなるのか見どころですね。第二部のポチタどこか怖くないですか。人間より悪魔よりのような。

まとめ

今回は衝撃的な展開でした。デンジの心情の浮き沈みが丁寧に丁寧に描写されていて、まさの絶頂からのどん底のジェットコースターでした。

あくまで個人的な感想なんですが、チェンソーマン二部はコミックスで読んだ方が面白いって感じることが多くてですね、おそらく今回のように何話かセットで浮き沈みを楽しむような丁寧な作りになっているのではないかと思います。

ここ最近の流れも今回のために作り上げられたものと考えると線が通りますし、ものすごい構成ですごいなと思いました。

おまけ ルックバック観てきました!の感想など

ルックバック初日に行けたので行ってきました!

すごい人でした。

遅い時間に行ったのですが(本当は初回に行ければ行きたかったのですが)

入場前のチケット確認するところで、普段ではみないような待機列があり、おそらく皆さん入場特典絶対ほしいんだろうなーと。自分も遅い時間だったので入場特典無事にもらえるのだろうかとめちゃくちゃ心配してました。(動悸でゲロ吐きそうになってました)

ちなみに入場特典は無事もらえました。

そのとき気づいたのですが、自分以外の藤本タツキ先生のファンの方をリアルで見るの初めてだったので「うおお、なんかすごい空間だ。ここにいる人みんな藤本タツキ先生のファン?!」って一人でなっていました。友達や知り合いが極端に少ないので、地味に藤本タツキ先生の作品を全力で語り合える知人がいないので。(人と話すのが苦手)

スクリーンに座ると8割くらい埋まってて「すげー!」って一人でなっていました。

というか人が多い空間に慣れていないので動悸と眩暈がするくらいでした。

予約開始と同時に予約できたので席はすごくよかったです。

映画の内容などはまた別の記事に書きたいなと思ってはいるのですが、なにぶんすごいエネルギーの作品で、それにあてられてほぼ放心状態で、でも1秒ずつ噛み締めるように観てました。

何気に藤本タツキ先生の作品で映画化ってはじめてなのでは?!

チェンソーマンのレゼ編も楽しみですね。夏頃かなーって勝手に思ってましたが、もう少し後ろでしょうか?

自分、恥ずかしながらルックバックの後半?というかタイトルの意味とかを自分の中で整理できていなくて、インタビューとかもほとんど読んでいるはずなのに、整理できずにもやってなっていたんですね。つまり自分の中で固まった解釈ができてませんでした。「なんでタイトルルックバックなの?」と聞かれても「あれ、、、なんでだろう」ってなるくらい固まってませんでした。自分の偏った感性で固めたらいけないってどこかで思っていたのかもしれません。

なので、せっかくなのでルックバックの感想を毎日観てたんですね。

そしたらどこで書かれていたのか忘れてしまったのですが、自分の中でストンと落ちる解釈があってそれを紹介したいと思います。自分の中ではこれに固定されてしまったのですが、あくまで個人の解釈なので解釈違いや、そもそも「作者が違うこと言ってたよ」ってなっていたらすみません。あくまでここのブログの管理人はこんなふうに解釈してんだな程度にしてもらえれば嬉しいです。

ネットで見つけた解釈なのですが、「ルックバックは後ろを見てなので、「なにがあっても自分が頑張ってきたことを忘れないで信じて」って意味なんじゃない?」というのがあって、すごくストンときたんですよね。そもそもルックバック自体が、クリエイターに刺さる内容で、何かを作ることの苦しさも努力も、自分より上手い人に心おられることとか、あとこれは自分はすごく共感してしまったのですが「作ってもなんの役にも立たないのに」っていう無力感は、本当に何かを作っている人には刺さるのではないでしょうか。で、自分のすべてをぶつけて作っても「自分の作品で、誰かの病気を治したり、怪我を治したり、お腹いっぱいにできたり、誰かを不条理から守ったりなんて、できない。救われましたって言われても、その人がお腹をすかして泣いている時、自分の作品は腹を満たすことはできないよな」ってなるんですけど、そういう現実に気づいてしまうタイミングってあって、でも何があっても「頑張ってきたことは消えないよ。あなたが救ってきたことも消えないよ。忘れそうなときは後ろを見て」って言ってくれているようで、そういうタイトルなんじゃないの?って解釈が自分はすごく好きで自分はそう勝手に解釈して作品を大切にしています。何度も言いますが個人の解釈です、すみません。

なので、京本の家のスケッチブックの山がずっとあるのとか、京本の部屋に4コマがあったりとか、シャーク様の出番だぜ。この続きは12巻で!のところとかが、ぜんぶ「あぁ、そういうことか」って腑に落ちて、2〜3年かけてようやく一旦の整理ができました。

あと読み直すと「京本ってもういないんだ」って思ってしまって、それが映画観てるときもずっとあって、初めからずっと泣いていました。これはきっと、他人事なんかじゃなくて誰もが抱えているものなんじゃないかなって思います。

また改めて記事書けたら書きたいです。でも自分の処理能力じゃ無理な気がします。自分は「さよなら絵梨」が大好きなんですが、大好きすぎて記事を書けない人間なので。。。

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最近読んだ作品など

スーパーの裏でヤニ吸うふたり

もうすぐ新刊でますね!アメとーーークでも紹介されてましたね!というので、まぁ定期的に読んでいるのですがやっぱり面白いですよね。すごくないですか。スーパーの裏っていう舞台で会話だけでこんなに面白いのすごくないですか。自分は漫画読んでる時「なんでこんなに面白いんだろう」って考えながら読むんですけど、なんでこんなに面白いのか謎です(もちろんいい意味でですよ)

暗黒デルタ

ジャンプラで月曜日に連載している作品なのですが、コミックスでます!

めちゃくちゃおもしろい。すごいですよ。コミカルなのに登場人物の倫理観ぶっとんでるんですよね。毎週楽しみにしています。

ルックバック

今週で何回読んだんだ・・・。

最終兵器彼女

人生で何回読んでるんだ・・・

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